もし、東京でテロが起きたらどうするか。テロから身を守る方法とは。

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こんにちは京野です。
フランスで同時多発テロが起こりました。

ISIS(ISIL、自称イスラム国)が犯行声明を出しています。

非常に卑劣な手段で許しがたい行為ですが、我々の日本でもこのような事態が起こらないとは限りません。

テロについて知っておくべき知識をここで確認したいと思います。
レッツゴー・ウンチキスト!

日本で起こるならば、大都市

テロは被害を大きくしないとテロの効果がありませんので、大都市で行うものと思われます。

インパクトを考えて東京が第一標的になりうるでしょう。

もちろん、大阪、名古屋、福岡などもないわけではないでしょうけど、第一には東京、しかも人が多く集まる場所ということになるでしょう。

そもそも、犯人は武器や爆発物を持ち込めるのか?

犯人が国内に武器を持ち込むのは簡単にはできないでしょう。やはり陸続きの海外と比較すると日本は持ち込みにくいということはあります。

しかし、爆発物に関しては、

「薬局で市販されているものを組み合わせれば作れる」

と専門家が指摘しています。

日本国内で爆発物を作るならば、国内で爆発物の材料を集めてテロ実施…となる可能性が高いでしょうね。

テロは武器弾薬だけではない。

オウム真理教による、サリン事件の例を出すまでもなく、国内で猛毒ガスを作ることもできてしまいます。

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その他、細菌兵器などもありましょうし。

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怪しい人を国外から入れなければ大丈夫か?

今回、犯人とされている人の中には、難民認定されてフランスに入国した人もいたと言われています。

難民受け入れに対して、あまり日本は積極的に行っていません。
それをもっと受け入れるべきだという議論もありますが、一方でこのようなリスクもある、ということになりますね。

また、なんと今回の犯人には実施国フランスの(フランス人の)メンバーもいました。

なぜ、フランス人がテロリストに協力するのか?

それは、ISISがYouTubeなどを使って広報活動をしているからです。

Home Grown Terrorism(ホームグロウン・テロリズム)

もちろん、それに感化される人は少ないとはいえ、ゼロではありません。
その考え方に共感してしまい、日本人がテロの加害者になってしまう可能性もあるということです。

このように国内で育ち引き起こすテロを

「Home Grown Terrorism(ホームグロウン・テロリズム)」

と言い、引き起こす人を「ホームグロウン・テロリスト」と言います。

公安調査庁もホームグロウン・テロリズムの脅威について述べています。
https://web.archive.org/web/20160427221937/http://www.moj.go.jp:80/psia/ITH/topic/201401_column.html

高まる「ホームグロウン・テロ」の脅威 対策には何が必要か?
http://thepage.jp/detail/20150131-00000007-wordleaf

大手SNSはISIS関連アカウントを停止

間接的にこのようにSNSがテロを助長するという事態を受けて、SNS自体がISISに対して締め付けを始めています。

twitterではISISのアカウントや関連する動画を停止、削除しています。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1408/22/news099.html

ただ、膨大な数に及ぶため、イタチごっこの側面も。

http://gigazine.net/news/20150309-is-census-twitter/

都内のどこでテロが起こりうるのか?

さて、都内でテロが起こるとすると都内のどこで起こりうるのでしょうか。
コンサート会場、野球場やサッカー場、映画館など人の多く集まるところだと言います。

ハロウィンの時に、渋谷駅では歩きたくても歩けなくなるほど人が混み合いましたけど、こういうところは危険ということでしょうね。

あとは、日本の場合は満員電車なども危険だと。
実際オウム真理教のテロでも、通勤時間の地下鉄が狙われました。

実は、既に東京都ではこんな「テロ対策冊子」を配布している!!!

既に東京都ではこのようなテロ対策冊子を配布しています
PDFでも見られますし、ぜひ、一度目を通しておきましょう。
少しテロに詳しくなれるし、対策にもなりますよね。

テロや暴力攻撃から身を守るために
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/bousai/1000031/1000326.html

テロや暴力攻撃から身を守るために:PDFファイル
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/000/326/kokuminhogo.pdf

意外に都内の人でも、このことを知らないので、載せておきますね。

※2018年6月29日追記
上記のリンク先はなくなりました。こちらを参考にしてください。

内閣官房 国民保護ポータルサイト
「武力攻撃やテロなどから身を守るために」

冊子に書かれていないテロ対策

ここに書いていない対策として、今回のテロ生存者のこんな証言も。

「犯人側は携帯の音が鳴った人を15秒毎ぐらいに次々に撃ち殺した」

と。

そこから、「携帯の音はテロリストを刺激するので、音を切っておくと良い」
と朝の番組では言っていました。
(そんな落ち着いて音を消せるのか気になりますが…)

本日、22時から、テレビ東京で池上彰氏が生放送でテロを解説

ISISの焦りがこのテロをうんだのでは、と池上氏。
テロを防ぐための方法や日本への影響を細かく解説してくれるそう。
録画予約しておきましょう♪(最近のビデオは遠隔でもできますよね)

16日に放送予定の経済番組「未来世紀ジパング~沸騰現場の経済学~」(月曜・後10時)の内容を変更。レギュラー出演する池上彰氏(65)が生放送で徹底解説する1時間半の特別編成で放送すると発表した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151115-00000216-sph-soci

安心はタダではないし、積極的に身を守らなければならない世の中です。
しっかり対策をして日本を生きていきましょう!

日頃からのすべき備え4つ

さっき紹介したPDFには日頃からの備えについても書いてありますよ。

  1. 備蓄
  2. 訓練へ参加
  3. 緊急連絡先を確認
  4. 通報

備蓄と、緊急連絡先がすぐにできること、あとは訓練があれば、ということでしょうね。

通報は当日のことでしょうか。

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