おはようございます。
遺伝子検査って知ってます?
遺伝子って?DNAって?
人ってDNAが設計図で、そこに遺伝情報が書かれていて、それによってその人が作られるんですよね。
だから、遺伝子をみれば、およそその人がどのような体質なのか、顔なのか、身長なのか、運動能力なのか、芸術肌なのか、わかるといいます。
今日は、遺伝子検査(遺伝子調査)をしたことのある京野が、利用者してんで記事を書きます。
レッツゴー・ウンチキスト!
最初にやったハーセリーズ
最初に私がやったのが「ハーセリーズ」という遺伝子検査。
ここは遺伝子検査の先駆けでした。
遺伝子検査したのはいつか…なんと2006年というから、もう9年前!!!
遺伝子検査の方法(ハーセリーズの場合)
やり方はかんたん。
添付の爪きりで、爪を切って送るだけ。
痛くも痒くもありません。
本当に簡単でした。
価格は12,000円だったと記憶しています。
本当に私って新しいもの好きなんだなぁ…
どんなレポートが来るのか?
あくまで、私のは9年前のですからね。
ひ、ひ、皮下脂肪タイプかいっ!!
このままでは下半身に皮下脂肪がつき、痩せにくくなる…
耳が痛い(笑)
※画像は一部加工してあります。
3つの肥満遺伝子についてだけ、調べる。
この遺伝子検査では3つのいわゆる「肥満遺伝子」について調べています。
ADRB3遺伝子
UCP1遺伝子
ADRB2遺伝子
これらが、それぞれ3パターンあるみたいです。
なので、3×3×3で27パターンあると。
でも、どういうわけか111のときだけ
111G
111Y
111R
と3つあるので、+2で29パターンありました。
私はそのうち、15番目ですけど、平均値ではないようで、普通のヒトよりも毎日基礎代謝が85kcal少ないのだとか。
食事のアドバイスもありました。
皮下脂肪型肥満タイプの場合、「焦らずにダイエット」
カラダを冷やすのはNGつまり…
「生野菜」「甘いもの」「果物」はNGと。
一方で…体を温める
タンパク質やニラ、ネギ、生姜、玉ねぎがいいと。
適度な油(オリーブオイル・しそ油)は意識して摂りましょう。
とのことでした。
運動では「無酸素運動」で筋肉を鍛えなさいと。
速筋を使うと、基礎代謝をあげることができるからと。
普段から私は運動しているから有酸素はいらないよね。なんて。
まぁ、そうなのか、という感じですね。
今はチェックする肥満遺伝子は5つになっているようです。
研究がすすむと…そういうことになりますよね。
↓興味がある人はここからキットが購入できます。
最高!ジーンクエスト(Genequest)
そしてあらゆるものができるのがジーンクエスト!
これは本当にいい!
唾液をとっておくると、それだけで遺伝子調査してくれます。
ホントにこれだけ。楽勝!
Genequestのいいところ
なぜいいか。
1.項目数がやたら多い!200項目ほど
2.新しい研究結果が進んだら、その結果も教えてくれる。
3.webで見られるので楽!
さらに…
「23andMe」や「deCODEme」
で得られたデータをアップすると、Genequestなりの答えをくれるという…
参考
23andMe
23andMe 99$(やすっ!)
deCODEme
deCODEme:価格がないと思ったら
「新規の受付は終了いたしました」
失敗したんですね。きっと。
http://www.biv-decodeme.jp/
Genequestの良くない点
良くない点
・高い!!49,800円!!!
・紙でデータが来ない(ま、それがいい気も)
実際どんなデータが見られるの?
なにせ私、49,800円払っているので、お見せしましょう
ただ、私は見せてもいいんですが、「このデータを公開すると、あなただけでなく、あなたの親近者に対してもうんにゃらかんにゃら」と書いてあったので、肝心なところはぼかしますね。
こんな感じです。
色が見えていない「薬物反応」とかは、今後リリース予定ってことかな。
祖先解析とかも最初は見えなかったけど、見られるようになりました。
これが健康リスク担っているもの。
すべて私の遺伝子でみたときに、リスクが高いものです。
例えば、1.52というのは、一般的なヒトよりも1.52倍その病気になる可能性が高いことを示しています。
リスクがわかるんで、対応しやすいですよね。
あるいは、体質がどうかもわかります。
鼻筋の高さとか、腰のくびれとか、そんなこともわかるんかい!
あとは「政治への関心」とか「車酔いしやすいか」とか、本当にびっくりした(笑)
Genequestってどんな会社?
社長は京大卒のようですけど、「東大発のベンチャー」という触れ込みで広がったと思います。
ホリエモンこと堀江貴文氏がおすすめしていたので、それを知り、高いなぁとは思いつつ申し込んじゃいましたよ。
ローンチしてすぐならば1万円かな?安かったみたいなんですけど、私は定価の49,800円でやりました。
今、千載一遇のチャンス!
なんとね、腹立たしいことに、今、2万円も引いてキャンペーンやっているんですよ。
なんで腹立たしいかって?
だって、私、49,800円と消費税はらっているんですよ。
なんで、29,800円で皆さんができちゃうんですか。
だって、
1.私の方が先に始めた
2.私なんて、こうやってGenequestの販売に貢献している
なのに、一円も得しないんですよ。
アフィリエイトじゃないんで、ジーンクエストの会社のリンクを貼っても、別に1円ももらえませんからねぇ。
※ジーンクエストの人はさぁ、俺に何かくれ(笑)
でも、せっかくですから、3万円程度で自分の遺伝子を調べられるチャンス。しかも、このジーンクエストは新たな研究結果がでれば無償で永遠にアップデートしてくれるのですから、こんなにいいことはないですよ。
ぜひ、この機会に遺伝子調査、しちゃいましょう。
でも、3万円も払う必要があるか?
正直、私のことじゃないので、どうでもいいんですけど、「なぜそんなことに金を払うのか」について。
2つの事例を紹介しましょう。
その1 アンジェリーナ・ジョリーの例
例えば、最近ではアンジェリーナ・ジョリーが、遺伝子検査で、自分の病気のリスクを知り、乳房切断手術を受けました。
乳がんのリスクが高いことを知り、発症していないのに手術を受けたアンジェリーナ・ジョリー。
乳がんのリスクが87%もあることが発覚し、乳房の切除手術を受けた女優のアンジェリーナ・ジョリー。彼女に、まだ病気になる前の健康な乳房を切除する決意をさせたのは、「遺伝子検査」だった。
遺伝子を検査することで、これまでは知る由もなかった自分の「運命」を知ることが可能になっているのだ。中でも注目を集めているのが、やはり病気のリスクについて。アメリカでは、手軽に受けられる個人向けの遺伝子解析サービスが増加している。
その2 セルゲイ・ブリンの例
Google創業者、セルゲイ【下記はサーゲイと記載】・ブリンは、遺伝子調査で未来を知りました。
先ほど紹介した23andMeはGoogleが出資しており、セルゲイの奥さまが社長を務めています。
下記書籍の引用ですけど興味深いです。
パーキンソン病は、LRRK2に起こるめずらしい変異とリスクが相関していることが最近の研究で示されている。23 and Meが遺伝子検査サービスに使うDNAチップから得られた結果を読んだサーゲイは、母も、彼自身も、このLRRK2変異をもっていることを知った。遺伝子検査はもはや単なる娯楽ではなくなった。
サーゲイはこの結果に衝撃を受けた。LRRK2の変異をもつ彼が80歳になるまでにパーキンソン病になるリスクはおよそ74%だ。彼はまだ若いから、症状が出る年齢に達した頃には治療法ができているかもしれないが、その保証はどこにもない。
「ぼくはいま、ちょっと特殊な立場にいる。ぼくは人生の早い時期に、年をとってからなるかもしれない病気のことを知った。ということは、そうなる可能性を少しでも減らすような暮らし方を選べるということだ。自分がその病気になる前に、その病気の研究を支援する行動を起こすこともできる。」
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日本放送出版協会
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「自分の遺伝子を知るのが怖い」という人がいます。
そういう人もいていいと思います。
でも、私は1度きりの自分の人生ならば、しっかり向き合いたい。
重篤な問題を引き起こす遺伝子ならば、早めに知って対応策を打ちたい。
そのために3万円いや、10万円でも安いと思いました。
だって起こっていない未来が少しだけ見えるものなのだから。
「早めに知っていたら対策が打てたのに…」
そう思わないで済むように、やりましょう。
自分の人生が、自分だけのものでないから、大切な人を守るためにも、自分をよく知るためにも、遺伝子解析、おすすめします。
その他のサービス
ファンケルヘルスサイエンスの遺伝子検査
http://www.fancl.co.jp/fhs/order/
14,800円
DHCの遺伝子検査・肥満遺伝子検査
http://top.dhc.co.jp/shop/idenshi/diet/
5,400円
マイコード
https://mycode.jp/
150種類で29,800円
Yahoo!のゲノム解析キット(これ、たしか中身はジーンクエストだったような)
http://medical.yahoo.co.jp/hdl/gene/
49,800円
おすすめ書籍
↑このNewtonは実際にKindleで読んでみました
ヒトゲノムの情報って30億個の塩基配列。塩基は2ビット(4通り=A,T,G,C)で、1バイトは8ビットなので、30億文字×2ビット÷8バイトということになる。
計算すると740メガバイト。
およそCD一枚分のデータに、個人の情報を収まってしまうということなんですね。
日本人で初めて自分のゲノムと病歴を公開した慶應義塾大学の冨田勝教授はこう言ったそう。
「ヒトは、60兆個を超える種々の細胞の集合体で、複雑極まりない存在です。その設計図の全てがたった30億文字のゲノムに書かれているとは、すごいことだと思いませんか?」
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