秋山翔吾、日本記録のシーズン216安打ってどれくらい凄いの?

 

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こんにちは。京野です。

日本プロ野球で、西武の秋山翔吾選手が、マートン選手が持つNPB記録214安打を更新し、216安打を達成しました。

これってどれくらい凄いことなのかと興味を持ったので、調べてみました。
今日は、秋山翔吾選手の記録についてです。

レッツゴー・ウンチキスト!

秋山翔吾の作った記録

秋山翔吾選手が所属する埼玉西武ライオンズは、昨日、シーズンのペナントレース全143試合を終了しました。

これまで、シーズン安打記録は阪神のマートン選手が2010年に作った214本でした。
その次はイチロー選手の210本。

大記録を達成したにも関わらず、秋山翔吾選手は

「イチローさんの頃とは試合数が違いますから」

と謙虚な姿勢を見せています。
これはどういう意味なのか。

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年間の試合数が10%も今のほうが多かった!

年間の安打数を比較するわけですから、年間の試合数が同じでなければ同じ土俵で比べられないはずです。
しかし、イチロー選手が記録を作った頃は、年間の試合数が少なかったのです。

逆にマートン選手が記録を作った時には今より多かったのです。

イチロー  130試合

秋山  143試合

マートン  144試合

単純に、イチローは130試合、秋山が143試合だから、ちょうど10%試合数が多いわけで、
そうであれば、ヒット数も10%増えなければならない。

そう考えると、イチローはヒット数は210×1.1=21本増えると想定され、

231本

打っていたと考えられるので、たしかに、はるかにイチローのほうが凄いということになりそうではあります。

そういえば、イチローは内野安打が多かったよね?

イチローは内野安打が多かっただけだから、秋山の方が凄い、みたいな議論を聞くことがあります。
が、内野安打はいけないものではないでしょう。

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内野ゴロ、打ちとった!と思うのに、信じられない俊足のイチローが一塁を駆け抜けてセーフになる。
俊足嗜好の私にとっては本当に気持ちのいい瞬間です。

でも一応内野安打数を調べてみた

内野安打の数を調べてみました。

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イチロー 33本

秋山 18本

イチローのほうが15本多いですね。

内野安打を除く当たり、ということで考えると

イチロー 210-33=87本

秋山 215-18=97本となり、

イチローの数値に試合数調整のため1.1をかけると…

イチロー 95.7本(調整後)

秋山 97本

むしろ、秋山の方が多いということになります。

なるほど、内野安打を除くあたり競争ではなんと同じ試合数だったと仮定しても、秋山のほうが少しだけ上回る、というわけですね。すごいですね。

イチローと秋山の共通点

共に足が速い左バッター、足をあげるというところしょうか。
もっともイチローはアメリカに行って、足を上げるスタイルを封印しましたけど。

ただ、私がすごいなと思うのは、イチロー同様、カラダの開きがすごく遅いんですよね。

で、ヘッドが残る。

この時点で、まだヘッドが後ろにありますからね…

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それがすごいなって思っています。

ギリギリまで開かず、見分けられ、最悪手元でもなんとかする。
そういうところなのかな、と素人目に思っています。

バッティングが上手い人はやっぱりアタマがいい?

あと個人的に思うのは、コンスタントに打ち続ける人はやっぱり話を聞いていてアタマがいいなぁってこと。

インタビューを聞いているとホントにそう思います。

普段からアタマを使って考えているから打てるんでしょうね。

秋山選手、おめでとうございます。

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