こんにちは。
最近更新が遅くなりがちな京野です。
最近暑いですけど、皆さんお元気ですか?
今日は、「箸の日」なので、そのあたりと余談です。
今日は「箸の日」
今日は「箸の日」らしいですね。
8月4日だから、というまぁ、言ってみれば安直な理由なんですけど。
なんでも「わりばし組合」が1975年に制定したということですから、今年で制定40年という節目になります。
もともとは、民俗学者が「正しい箸の持ち方」のみならず「食文化の見直し」まで考えようということで提唱したということです。
1975年といえば、私は生まれてますけど、なんとなく「食文化の見直し」とかいう機運があったのはわかる気がします。
戦後30年が過ぎ、欧米食が多く入ってきて、箸使いが減り、箸をきちんと持てない人が増え、「嘆かわしい!」とか言って制定している気がしますね。
わりばし業界にはブーメラン
先ほど書いたように、「わりばし組合」が箸の日を制定し「食文化の見直し」まで含めて提唱ということでした。
でも、「食文化」どころか、「わりばしの見直し」が進んでいますよね。
意識高い人とお会いすると、ランチに「マイ箸」を持ち歩いていることがありますよね。
私はしませんけど、時々素敵なのを見るといいなぁと思ったりします。
↑にもおしゃれな箸がありますけど、高いのは1万円!高いですね!
割り箸は「環境破壊」か「エコ」か?
割りばしの議論と言えば「環境破壊」だという、議論がだいぶありました。
ところが、国産の割り箸について調べていると、「間伐材」を使っていて、割りばしのために伐採される木はないと。
間伐材というのは、森林を健全に保つために、伐採される木のことです。山も手入れが必要なのですね。
そういう間伐材を使って、日本の箸は作られるのです。
だから、むしろエコだったんですね。
ところが…です。
外食産業の発達に伴って国内の割り箸生産ではとても追いつかず、外国産のものがコスト的にも見合うというので、外国産が使われるようになりました。
結果、今は割りばしで国産のものはわずか2%とか。
2%しかないのに、「間伐材」云々を言っても仕方がないですよね。
落としどころとしての「エコ箸」
そこで、外食産業でもかなり「エコ箸」なるものが出てきました。
プラスチックで作る箸のどこがエコやねん、とは思うんですけど、なにせ「エコじゃない」と割り箸が敬遠された背景から、対立概念として「エコ箸」という名前で売り出し、見事に市民権を得ています。
再利用可能な箸のことですね。
この、プラスチック製のエコ箸がこれまで普及しなかった背景には「滑りやすい」ということだったのですけど、今は適度にざらざら感があって、食べ物をつかみやすくなっています。
価格はおよそ1膳10円(業務価格)
このエコ箸、これからも伸びそうですね。
あなたはちゃんと箸を持てますか?正しい箸の持ち方とは
ところで、皆さんは箸をきちんと持てますか?
子どもの頃は「箸をちゃんと持て」とか言われると「うるさいなぁ」と思っていました。
今思うと、子どもの頃にちゃんと持てないと、大人になってから直そうとすると苦労するからなんだろうけど。
実際、お箸がきちんと持てない人を見ると、育ってきた環境は大丈夫なのかな?親は何も言わないのかな?と思うし、異性がきちんと箸を持てていないとものすごく不安になります。
正しい箸の持ち方はこちら
就活生は箸を持てないと落とされる?!
実際、就職活動中の人には声を大きくして言いたいのだけれど、内定が決まる前あたりから、人事部やリクルーターと話をしたり、食事をすることが出てくると思います。
でも、その時にやっぱり評価しているんです。
私は人事や採用担当を長年してきましたし、知り合いも多くいるんですけど、何人かの採用担当から
「箸をちゃんと持てないヤツは採用しない」
と聞いたことがあります。
もちろん、仕事ができるかどうかと関係ないだろうという反論もわかるけれど、そういうものなのでしょうね。
やっぱり箸使いすらできない人が「ちゃんと仕事覚えます」とか言っても「まずそれを直せよ」って気になるんでしょうかねぇ
矯正ツールもあります。
苦手な人は使ってもいいんじゃないですかね。
評判もそこそこ良いようです。ただ、少しやわらかい、とか。
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