【注意!】あなたの電話加入権を休止のまま放置すると10年で消滅します。

この記事の所要時間: 739

昨年末大掃除をしているときに、妻に言われました。

「この書面いるの?期限切れてるみたいだし、捨てていい?」と。

え?「電話回線の権利」について?つまり…電話加入権…?

電話の権利はNTTに預けてあるよな…と思いました。

でも、よく見ると5年間だけ預かってくれて、さらに5年は自動延長するものの、「この電話の契約は解除されたものとして取り扱う」と書いてあるじゃないですか!!!

つまり、

NTTに電話加入権を預かってもらってそのままにしておくと
10年で電話加入権が消滅する!

ということになります。
あまりにびっくりしたので、今日はこのネタを。
レッツゴー・ウンチキスト!!

電話加入権とは

固定電話を使うときに、昔は必ず必要な権利でした。
今は、月額250円高くてもよければ、加入権なしでも固定電話が引けます。

私が大学に合格した20数年前、電話加入権は7万2,000円でした。
でも、平成17年(西暦2002年)から定価が半額の36,000円(税別)になりました!

「休止」10年であなたの電話加入権が消滅する!!!

30代後半から40代以降の方は、電話の加入権を持っている人が多いと思います。
この加入権、今は「ひかり電話」などにすると不要になるために、多くの人は、
「休止」
にしているのではないでしょうか。

ところが、この加入権は、休止開始から5年ごとに更新が必要で、最初の休止から10年間更新がない場合、な、な、なんと

「消滅」

します!!!

つまりですよ。わかりやすく書くと

2000年に休止した場合、2005年に更新が必要になります。
ここで更新しなくても2010年までは自動で更新してくれますが、この間までにも更新手続きがない場合、更新する意思がないとみなされ、

あなたの電話加入権が消滅します!!!!

これは衝撃的ですっ!!!

すべての電話加入権が本当に消滅するのか?

私は、初めて一人暮らしするときに、NTTから買わずに、加入権を不動産屋から買いました。

当時は不動産屋から6万3,000円くらいで購入した電話加入権でしたが、今や1万円以下程度で取引されていることに驚きです。

もっとも、2004年ごろに総務省とNTTで「権利の廃止を検討している」と話題になった頃には3,000円程度にまで価値が落ちました。

ところが、今になって少しだけですけど、価値が上がっています。

本当に加入権はなくなるのでしょうか?

そもそも、電話加入権は「施設設置負担金」という名称です。

電話加入権は、施設設置負担金制度という名前であるため、廃止の方向となっています。

つまり、電話網が張り巡らされ、インフラとしての施設設置が日本はほぼ終わったため、この現状には合わないので、価格をさげる方向になったと言われていますが、これは表向きの話で実際は違います。

実際は日本ではNTTが電話を独占して多くの利益手にしていたのです。

ところが、90年代後半からインターネットが普及し、インターネットの技術を活かしたIP電話が2000年ごろから急速に利用者数を伸ばしました。

独占的に電話回線をつなぐことで固定的に儲けていたNTTが、インターネット電話(IP電話)によって、自分の立場が危うくなりそうになったわけです。

ユーザーがNTTと契約したくない一番の理由は開始時の高い権利金です。
もはや、ユーザーは高い権利金を払ってまで、固定電話を持つ必要性がなくなりました。
特に、大学生などは、「携帯電話があればいいっしょ?」という形で固定電話の契約をしなくなりました。

NTTとしては、NTT固定電話契約の障壁となっていた「権利金」を安くする必要性が出てきたわけです。つまり、価格破壊をするIPフォンに勝てるように、加入権を安くしたかった、というのが本質です。

もちろん、許認可の業界なので、総務省とNTTとの間で検討が進み、今後どのようになるかはわかりません。

意外に電話加入権はしばらく存続するのでは

ところで、私、京野の考えでは電話加入権はまだしばらく存続するのではないかと思います。
もうすでにIPフォンは出尽くした感がありますし、NTTもフレッツを通して、IP電話を提供するようになりました。競合と同じ商品は揃えたわけです。

また、リプレイスは進んできたわけで、今でも固定電話を使い続けているのは

1.企業(企業でもIPフォン利用者は増えてはいるが)
2.おじいちゃんおばあちゃん

という構図になっていると思います。
電話といえばNTT、そこで契約という人も一定数いますから、新規契約もそうはいってもそこそこの数があるんじゃないでしょうか。

とすれば、電話加入権の名称を変更したりするかもしれないですけど、電話加入権自体を消滅させるという方向に動きにくいのではないかと思います。

その話があってから12年ほど経ったのに、一向に進まないようですし…

時効で大量の電話加入権が廃止に!!

それにしても、休止してから10年放置することで、加入権が廃止になるということは、IP電話が普及しはじめておよそ10年経っていますから、ここ数年は大量の電話加入権が毎年廃止になっていることでしょう。

私も、この度たまたまこの書類を見つけなかったら絶対に廃止にしてしまっていました。
なんだかNTTのやり方、あくどいというかね…

だって現在、NTTで37,800円で売っている権利が消滅するのに、電話一本もよこさないなんてね…

自分の電話加入権がどうなっているか不安になってきた人へ

さぁ、ご自身の加入権、特に「休止」にしている方は、
加入権がどうなっているか不安になってきましたよね?

調べる方法があります。(NTT東日本です)
http://faq.web116.jp/faq/show/3091

「契約者本人」が「116」にお問合せすれば、確認できます!!!確認しましょう!

局番なしの「116」
 受付時間:午前9時~17時
 土日・祝日も営業 (年末年始を除く)

携帯電話からのご相談・お申込はこちら
「0120-116000」
※東日本エリア以外からは、ご利用いただけません。

※すみません、西日本の方は…調べてください…

そして、調べて、休止から5年過ぎていたら「延長」をしましょう。
もういっそのこと、ヤフオクなどで売ってしまうという方法もあります。

電話加入権を安く買う方法

前述の通り、NTTから定価で買う人はとても損をしています。
市場で流通している電話加入権自体は5~6,000円程度だからです。

実際楽天でも5,800円で売られているのが確認できました。

電話加入権なしで固定電話を使う方法1

これも前述ですが、電話加入権なしで、固定電話を使いたい場合、

「加入電話・ライトプラン」

というプランを使う方法があります。

この場合、先程書いたように、税別で250円基本料金が高くなります。
5,800円程度で購入できるのであれば、23.2ヶ月ほどで元がとれます。

ただ、回線の譲渡を受けた場合、譲渡承認手数料が税別800円ほどかかるので、ペイするにはあと3.2ヶ月ほど必要です。

合計26.4ヶ月、

つまり、5,800円で電話加入権を入手できる場合で、つまり、2年3ヶ月以上固定電話を使うのであれば、権利を購入したほうが良いということになります。

(ま、ざっくりの計算なのですけどね)

電話加入権なしで固定電話を使う方法2

電話加入権なしでも、「ひかり電話」などだと固定電話が使えます。

今、固定電話を私は自宅では使っていますが、電話加入権は使っていません。
今のフレッツの「ひかり電話」などのIP電話を使う場合、固定電話の加入権は不要です。

電話加入権を使う場合、電話はおいておくだけで基本料金が1,800円前後かかりますので、ひかり電話のように基本料金500円程度のものに変えるのも手です。

ひかり電話だと、116などのNTT関係の短い番号も使えるのがいいですよね。

まとめ

だらだらと、書きましたけど、今日の話は

  1. 休止から10年で電話の権利は消滅する
  2. すぐに116で自分の権利が消滅していないか確認
  3. 残っていたら「休止の延長」をしておく!
  4. もう使う可能性が低いならば、「売却」も手!

再度使うときはまた買ってもいいかも?
私は、ヤフオクで売ろっかな~と思い始めています。

でも、6万以上で買ったものが5,000円程度になると思うとなんだか切ないですね。

2 Comments

森本

ぐちですいません。 もっと早く知ってれば良かったのに…。私の加入権、消滅しました。 _| ̄|○ NTTは泥棒みたいなものですね。

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京野トピオ

お気の毒さまです・・・。もっと早くこのサイトと出会えてたら…。それにしても、NTTも事前に通告くらい欲しいですよね。住所とか控えているんですし。

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