こんにちは。
昨日は史上稀に見る混戦だったプロ野球セントラル・リーグの優勝チームが決まりました。
14年ぶりの優勝、ヤクルトスワローズです。
今日は贔屓のスワローズの優勝だったので、このネタを。
レッツゴー・ウンチキスト
今回のヤクルトの優勝のすごいところまとめ
- 去年、一昨年と最下位のチームが14年ぶりに優勝している
- 新人監督の真中監督が優勝に導いた
- ほとんどの解説者が首位を予想していなかった
- 打撃3冠である打率・打点・本塁打の1位、2位をすべてヤクルトの選手が独占
- 打撃3冠がヤクルトの選手だが、みんな別の選手
- 山田哲人が史上8人しか達成していないトリプルスリー達成(パ・リーグの柳田悠岐)
- 最後の本拠地、神宮球場で、延長線、サヨナラで決めた!
- 抑えの切り札「バーネット」が救援失敗わずか1回、2015-10-03現在41セーブで呉昇桓に並ぶ
それぞれ、詳細を。
1.去年、一昨年と最下位のチームが14年ぶりに優勝している
スワローズは
一昨年、バレンティンがホームランの日本記録を作り、
ライアン小川泰弘が最多勝に輝いたにも関わらず、最下位でした。
昨年は山田哲人が日本人右打者最多安打記録を作ったのにも関わらず、
最下位でした。
いずれもチーム打率は良かったのですが、ピッチャーが悪かったんですよね。
前半リードしてもそのリードを守れない。
でも今年はピッチャーが良かったです。
前半は開幕以来、14試合連続で失点3点以内というプロ野球新記録を作りました。
それほど、先発ピッチャーが良くなりました。
また、中盤からは「ROB」
ロマン、オンドルセク、バーネットという勝利の方程式ができて、6回まで抑えればなんとかなる!という形ができました。
ピッチャーが良くなった理由は、高津コーチのおかげでしょう。
特に、高津がサイドスローでしたから、そのサイドスロー、アンダースロー投手が伸びました。
6勝1敗という成績を作ったアンダースローの「山中浩史」
セ・リーグ最多登板数(2015/10/03終了時点で)74試合を誇る「秋吉亮」も、本当に今年は安定していました。防御率2.39です。
後半は左投げの「久古健太郎」もいい仕事をしました。37試合に登板して防御率2.66。
2.新人監督の真中監督が優勝に導いた
真中監督は今年から監督に就任した新人監督。
もっとも、パ・リーグ優勝した監督の工藤監督も新人監督ですね。ただ、ここは去年の優勝チームですからね。
2012年栗山監督です。
3.ほとんどの解説者が首位を予想していなかった
江川卓さんと古田敦也さんは、ヤクルトの首位を予想してたようです。
江川さんの予想では「由規が帰ってくる、成瀬がFAで来る」ということが理由だったらしいですけどね。
古田さんは2012年とかも「ヤクルト優勝」と予測しています。
ミスタースワローズは、ヤクルト愛が強いのかな?
いずれにせよ、おふたりとも当たったのは凄いですけど、2位以下は違ってますね。
4.打撃3冠の1位2位をすべてヤクルトの選手が独占
凄いことですよね。1位のみならず2位も。
★打率ランキング
1 川端(ヤ).338
2 山田(ヤ).328
3 筒香(D).315
★HRランキング
1 山田(ヤ)37
2 畠山(ヤ)26
3 ロペス(D)25
★打点ランキング
1 畠山(ヤ)105
2 山田(ヤ)98
3 筒香(D)91
すごいですよね。
(この数値は10月2日現在です)
※三冠王についてはこちらもどうぞ
https://leemanparadise.com/neta/post-2358/
5.打撃3冠がヤクルトの選手だが、みんな別の選手
上記を見ていただければわかるように、
打率 川端慎吾
打点 畠山和洋
ホームラン 山田哲人
と全部分かれていて、同じチームです。
これは史上初(だったはず…)
6.山田哲人が史上8人しか達成していないトリプルスリー達成
トリプルスリーについては、
打率3割以上、ホームラン30本以上、盗塁30個以上を1人で達成することです。
今年は、セ・リーグ、パ・リーグの双方で達成者が出ます。
その1人山田哲人はヤクルトの選手です。
23歳。履正社高等学校出身の選手です。
ちなみに、彼は本塁打王も決定的ですけど、盗塁王と本塁打王が同時に達成するのも初めてのことです。
スピードとパワーを同時に備え持つ、素晴らしいですよね。
※トリプルスリーについては下記の記事もどうぞ
https://leemanparadise.com/neta/post-2362/
7.最後の本拠地、神宮球場で、延長線、サヨナラで決めた!
昨日、試合が雨で順延になり、2015年10月2日、神宮球場の最終戦で、延長11回!
雄平のサヨナラタイムリーヒット
ヤクルト 2-1 阪神
で勝ちました。
8.抑えの切り札「バーネット」が救援失敗わずか1回
バーネットはリードした場面で最後の抑えを任される投手です。
今期59回登板して、失敗したのはわずか1回のみ。
今日、バーネットは広島戦に、延長11回に2点差の場面で登板し、
ランナーを出すも見事0点に抑えました。防御率は驚異の1.31!
これで41セーブを挙げて、セーブランキング1位の呉昇桓に並びました。
投打のバランスと監督の采配
このように、今年のヤクルトは投打のバランスがとれて、皆の予測を裏切る良い成績を上げることができました。
あとは真中監督の采配の素晴らしさでしょうか。
自主性を重んじる真中監督は選手からの信頼も厚いようです。
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