【デマ注意】「新スターウォーズは駄作」という「ガセネタ」を流す理由

こんにちは。京野です。

いよいよ、昨日の18時30分から、スターウォーズが一斉公開されましたよね。

そんな中
『【炎上】新スターウォーズがあまりにも駄作すぎて観客が絶望』

というネタが人気になっていました。
しかし、どうやらこれはデマです。

意図的に作られたデマでしょう。

今日は新スターウォーズは本当に駄作だったのか？

を検証した結果と、その過程について書いてみました。
レッツゴー・ウンチキスト！

新スターウォーズがあまりにも駄作だったと？

私、実はスターウォーズになんの興味もありません。
ただ、あまりにテレビに取り上げられ、毎日のように情報が垂れ流されているのを見ると、

「ホントに広告費かけてんなー」
「そんなにかけていいのかな？」
「売れる作品は、関係者が群がるよなーー」

なんて思っていました。

なので、「駄作だった」という情報を見た時には、ひたすら

「駄作って笑。」

ぐらいに思っていました。

でも、とはいえ、全く信用のできないソースなので、
本当かな？と思って、Twitterで、自分で調べてみました。

具体的には、最新トレンドを知りやすいSNSといえるTwitter笑。
これで検索してみました。

検索ワードは

「スターウォーズ」
「スターウォーズ　行ってきた」
「スターウォーズ　観てきた」
「スターウォーズ　みてきた」

です。

調べた結果…

みんな、楽しんでるやん……！！！！

スターウォーズ見てきたー！！
ヤバい！！とにかくヤバい！！
絶対もう一回見る！！
そして何一つ内容を書けないwwwそれくらい色々アレ#SWⅦ pic.twitter.com/BPxCjtCqZX
— しゃあさん (@KURUMI0078) December 19, 2015

https://twitter.com/kizupii23h34/status/678148477260398592

スターウォーズ観てきた(^｡^)もう一回観たい(^｡^)もう一回観たいです(^｡^)
— かんせるてゃん/GtoZ (@kanzentaicell) December 19, 2015

今日は念願のスターウォーズ見てきた！鳥肌立ちまくりだった！
面白かったー！ pic.twitter.com/9QzS9zYu5f
— 藤本達也 (@tatuya31310011) December 19, 2015

スターウォーズ見てきた！
すごく良かった！！！！
生きててよかった！！！！ pic.twitter.com/I2su7nWjH1
— 希望のねお（理想郷） (@ushiromiya_neo) December 19, 2015

https://twitter.com/kouyakatunari/status/678074540933574656

ユナイテッドシネマズでスター・ウォーズ見てきたけど、映画泥棒もディズニーのロゴもなしでいきなりルーカスフィルムのロゴが出てきたのでビックリを通り越して感動した。他の人に聞いたら「映画泥棒あったよ」って人もいたので劇場によるのかも。とりあえず超グッジョブ！
— てっけん / Hayato Ikeya (@tekken8810) December 19, 2015

https://twitter.com/vistlip_1117/status/678058275024211968

東とやまひろとスターウォーズ見てきた！
神映画！笑
おもろすぎて鳥肌たったわ笑
興味ある人はスターウォーズ全作見てから見に行ったほうがいいよ笑 pic.twitter.com/mNxqL4tCyz
— 井上太智 (@tttvolley17) December 19, 2015

スターウォーズ見に行ってきたーおもしろかった！ pic.twitter.com/eeutQcVT9V
— 請島健太 (@pomuking) December 18, 2015

18時半からのスターウォーズ見てきたよ……！！とにかく圧巻。感動。エンドロールの曲が流れ終わっても物音ひとつせず、明るくなった瞬間拍手の嵐。映画っていいなあ！！！ pic.twitter.com/MBCIRj0LdV
— 三池ひなた (@miike_hinata) December 18, 2015

ってか…。すべて「面白かった」じゃないか…
ちなみに、いいものを選んでいません。調べた順に、出てきた順に、書いているだけです…

なので、むりやり悪い意見を探してみましたが…
↓これくらい。比較的否定的なのは。

スターウォーズEP7見てきた
確かに要所要所は新しいのだが、全体を通してそれほど新鮮味や驚きがない
過去作を大事にしつつも、どこか踏み出せないという何処か保守的な印象を受けた
あまりに冒険して明後日に飛んで行くよりましだが、EP８ではもっと吹っ切れて欲しい
— 銅眼鏡 (@doumegane) December 19, 2015

予測に反して、皆「感動した！」じゃないか！！

で、調べてみたら、9割以上が「感動した」「面白かった」の雨嵐。
皆さんも、ご自身で調べてみてください。

別にTwitterじゃなくて、Facebookでも、なんでもいいのですけど…

ほとんど「面白かった」の連発で、ネガティブな内容はほぼありませんでした。

なぜ「スターウォーズは駄作」というデマ情報が流れるのか？

では、なぜ、「駄作だった」という記事が流れるのか？

デマの記事が流れた場合、２つの可能性が考えられます。

１．駄作情報がホント（だと、少なくとも発信者は思っている）
２．駄作情報がウソ（発信者の捏造）

のどちらか。

１．の可能性

１．だと考えましょう。

私が情報を調べたのは、初公演から約24時間が過ぎてからです。
記事が書かれたのはもっと前でしょう。

だとすると、最初の上映を観に行ったような人、ということが考えられます。
大好きな人は、期待度が高い人、ともいえるでしょう。

最初のレビューは期待度が高いだけに、辛口になりがち！！

つまり、過去の6作を何度も観ていて、今回の作品に期待度が高かった人だと。

そうだとすると、期待度が高い分、（しかも、会社を休んで観に行っていたりする）、
「駄作」と言ってしまう可能性がある、と言えるかもしれません。

だとしても、書いた人は「炎上」とまで書いています。

まったくそんな様子はありません。

試しに、封切り直後のツイートも検索しましたが、概ね好意的でした。

２．の可能性

一方２．の可能性を考えましょう。

噓の情報を流したとすると、その狙いは何なのか？

圧倒的な人気のスターウォーズが「実はつまらなかった」と書けば、それだけで見ようと思っている大多数の人は「損したくない」という本能から、その記事をクリックするはずです。

だから、デマを書いたと。

具体的に書きましょう。

今、情報はスターウォーズ一色と言っていいくらい、スターウォーズです。

CMがバンバン流れ、映画館では特設のブースが作られ、封切り前から大きな
「STAR WARS」の広告であふれていました。

海外でも…↓

「スター・ウォーズ」新作のロンドンプレミアが開催された１６日、トラファルガー広場にあるネルソン記念柱がライトセーバー柄に照らされました！このためにディズニーは２万４千ポンド(約４４０万円)支払ったのだとか！ pic.twitter.com/85cIotBS4E
— 海外ドラマ＆セレブ情報TVグルーヴ (@TVGroove) December 19, 2015

いや、映画館に限らず、街を歩いても、その広告を目にしない日はないくらい。

なんとスカイツリーもスターウォーズに出てくるライトセーバー色になっていたとか。