こんにちは。2015年も残すところ、今日を含めてあと4日となりました。
早いですよね。
さて、1年間、皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
1年間過ごしてきて、意義のある1年だったでしょうか。
今日は1年の振り返りについて語ってみます。
レッツゴー・ウンチキスト!
ドラッカーが重視していた「振り返り」
誰もが知る経営学の巨人、ピーター・F・ドラッカー。
彼は、「過去の振り返り」が大切だと言っていました。
「過去一年を振り返り、「非生産的」になってしまった活動はないか」
出典:実践するドラッカー【行動編】
「毎年八月につくる計画どおりに一年を過ごせたことは一度もない。だがこの計画によって、私はいつも失敗し、今後も失敗するであろうが、とにかくヴェルディの言った完全を求めて努力するという決心に沿って、生きざるをえなくなっている。」
出典:ダイヤモンド社『プロフェッショナルの条件』
ドラッカーは、若き勤め人の頃、上司と定期的にしていたことがあります。
それは、「最も良かった結果」と「最も期待はずれだった結果」について、話し合いをしていた、ということです。
話し合い、ということはどういうことか。
つまり、自分の考える「最も期待はずれなこと」と上司の考える「最も期待はずれなこと」は別物かもしれません。
だから、単に「報告」ではなくて、フィードバックをもらう意味も込めて、「話し合い」だったのでしょう。
私達もすべき「振り返り」。
新年になると、つい、目標設定ばかりに気が向きがちです。
もちろん、目標設定は大切なのですが、振り返りを先にやりましょう。
PDCAサイクルのCAは抜けがちです。
が、自分の間違いを直せるのはこのCAのアクションにこそあります。
※念の為…PDCAサイクルとは
PDCAとは、仕事をどのような過程で回す事が効率よく業務を行えるようになるかという理論で、今では仕事の仕方の基本中の基本のように、新入社員から教わる概念です。
もともとは第二次世界大戦後にアメリカの物理学者ウォルター・シューハートと物理学者エドワーズ・デミングにより提唱された理論です。
Plan(計画)・Do(実行)・Check(点検・評価)・Act(改善・処置)の頭文字を取って
PDCAサイクルと命名されました。
今では、政府の答弁などでも「PDCAサイクルを回し~」などとよく使われます。
というわけで、振り返りをしよう!
さて、やりましょう。
今年1年間、どのように過ごしたか。
その振り返りをしてみましょう。
・去年の目標の達成率はどのようなものでしたか?
・1年間で自分はどのように成長できたでしょうか。
・1年間でどのような印象的な出来事があったでしょうか。
※手帳や日記を見ながら、1月、2月…12月と毎月のイベントを書き込んでいきましょう。
僕は、手帳と、デジタル写真を見ながら振り返りをしてみました。
写真は直感的に、いろいろ思い出しますね~。
人と会った時には写真を撮っておくといいですね。(もちろん、仕事じゃなくて、プライベートの面会ね。流石に仕事でカシャカシャしていると、いろいろ問題がありそう(笑))
2015年を象徴する出来事を書きだそう。(いいことも、悲しかったことも)
手帳や写真を見ていく中で、「あっ!」となるような、印象深かったことを書き出します。
私は手書きで書き出すのがいいと思います。
ここで、将来2015年を振り返る時に象徴する出来事が出てくることになります。
仕事でうまくいったこと、失敗したこと、落ち込んだこと、出会った人、別れた人…
家族の一大事、病気、キャンプ、温泉旅行、スキー、水泳大会、運動会、学芸会などなど…
時系列に書きだしてみて、1年を俯瞰できるものを作りましょう。
次にまとめます
- 目標達成率
- 自己成長できたこと
- 楽しかったこと(印象的なこと1)
- 悲しかったこと(印象的なこと2)
- 今後へ活かしたいこと・教訓(明日への示唆)
以上から、この5つが書き出せれば、あとは新年の目標設定も簡単にすむと思います。
私はすでにやったのですけど、あまりにも楽しい出来事が多すぎてびっくりしました。
楽しい出来事のほうが悲しい出来事の10倍はありました。
まぁ、悪いことはすぐ忘れてしまうんですけどね。
というわけで、ちょっと1年を振り返ってみてください。
あっという間に終わったと思った1年でしたけど、結構いろいろしたんだなぁ…って気づくことになりますよ。
私は楽しかったことを類型化していくと、「変わった場所に出かけた時」「人と出会った時」あたりがすごく多いな、と思いました。
つまり、「いろいろなところに足を運ぶ」ことと「懐かしい人との再会や、新たな出会い」がとても自分の人生に彩りを与えているなと感じました。
来年も、積極的に行動して、人との出会いを大切に生きていこうと思います。
そう、このブログで皆さんと出会えたことにも感謝しています。今年から始めたブログでしたからね。
1日1話、地味に続けてこれたのも、皆さんのおかげです。
ありがとうございました。
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