雨の中、清原のために東京地方裁判所に入る佐々木主浩
写真:asahi.com
こんにちは。京野です。
今日はお昼のニュースは清原和博容疑者の初公判でもちきりだったようですね。
覚醒剤取締法の罪に問われた、元プロ野球の大スター、清原和博被告の初公判が17日に、東京地裁で開かれました。
今日はこのニュースから。
元クローザーの佐々木主浩が出廷
法定で清原を助けたのは、同学年で永遠のライバル、佐々木主浩でした。
今から11年前の2005年、大魔神佐々木主浩のラスト登板。
その時、バッターボックスに立ったのは清原和博でした。
「昨日は寝れなかった」という清原。
すでにバッターボックスに立った時に清原は泣いてました。
佐々木の育った、聖地杜の都で。清原1人のみの登板。
2ストライクと追い込み、最後は伝家の宝刀フォーク。
佐々木の最後の1093個目の三振は清原からになりました。
男同士の熱い友情を見ました。
佐々木主浩にとっては、その時の恩義もあるのでしょう。
佐々木主浩は電話で依頼を受けた
佐々木主浩が、今回の情状証人の依頼は電話で受けたそう。
しかも佐々木主浩は即決したと言います。
理由は
「親友のために役に立ちたい。助けてあげたかった」
逮捕された時には「ぶん殴ってやりたい」
今年2月に清原が逮捕された時には
「ぶん殴ってやりたい。裏切られた気持ちで悲しい」
と言ってました。
でも、やっぱり佐々木は、清原に手を差し伸べました。佐々木が出した「前提」
佐々木は「刺青を消すことが前提」と事前に言っていました。
レーザーで消しても3-5年かかるらしいですけど、清原は消すのでしょうか。
求刑は2年6ヶ月、判決は31日
検察側の求刑は「懲役二年六月」つまり、2年6ヶ月。
判決は31日に言い渡されます。
傍聴券に長蛇の列
今回は、傍聴券の抽選を近くの日比谷公園で実施
一般傍聴席は20席。
抽選のために並んだ人は3,769人。
倍率は188倍。
まぁ、多くはマスコミが取得代行業者に依頼してバイトを動員しているわけですけどね。
政務活動費を騙しとったことで有名な元兵庫県議、野々村竜太郎の裁判のときには、770人が並んで、傍聴券を「6万から10万で買ってくれ」と言ってきたらしいんですけどね。
傍聴券転売で儲かるのか?
その5倍近いとなると、50万くらいになるんでしょうかね。
188倍で50万で売れるとなれば、期待収支は1並びあたり2,659円。
都内だと2時間並んで普通のバイトよりちょっと上、3時間かかるとマイナスって感じですかね。
今後は、メディカルアプローチと周りの協力が必要
個人的には、「意志が弱い」と言ってしまうのは厳しいように思います。
意志が弱いだけでなく「お金があった」ということもありますけど。
依存症は意志だけではないので、医療的アプローチを抜きに語れないと思います。
周りにいる人達の協力も必要になります。
今後寄り添いながら彼を助けてあげられる、普段の生活も見てあげられる、そういう人が必要になるのだと思います。
禁煙も、今や禁煙外来が当たり前です。
「単なる意志の問題」だったら、田代まさしも何度も同じようなことを繰り返さないと思うんですよね。
だから、始めないことが一番。
でも始めてしまったら、これからはメディカルアプローチが重要だと思います。
快楽を感じてしまうものは何でもそうですね。
子どものゲームもそうだと思います。
それでゲームリテラシーが上がって、脳が活性化されるところもあると思いますけど。
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