こんにちは。京野です。
久しぶりですけど、皆さんお元気ですか?
最近毎日ブログを更新しなくなってから、なんだかリズムが狂ってきました。毎日毎日ブログを更新するってそれはそれで大変なんですけど、発信するっていう事自体、意味があることなんですね。
なんてしみじみ思っています。
最近、パワーブロガーの人とお会いして、どのようにブログの更新をしているのか聞いたんですけど、なんとその方はすべてiPhoneからアップしているのだそう。
私もiPhoneからブログの更新をしたことがあるんですけど、iPhoneってPCと比較すると打つのが遅くなるじゃないですか。
私はどうも慣れないんだよなぁ。
そういえば、ホリエモンこと堀江貴文氏も「仕事の9割はスマホでしている」と言っていた気がする。
iPhoneの小さな画面で書くと、私なんてまともな文章が書けないんですよね。そういう困った現象が起こっているのって私だけでしょうか。
ところで、今日はリクルートが運営する「ポンパレ」が終了する、というニュースについてです。
レッツゴー・ウンチキスト!
ポンパレ、サービス終了のお知らせ
先日、ポンパレの運営事務局からこのような発表がありました。
https://ponpare.jp/doc/iphone/info_20170417.html?adv=web_2001_1647
「ポンパレ」からの大切なお知らせ
いつも「ポンパレ」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
突然ではございますが、このたび「ポンパレ」は、運営方針を大きく変更することとなりました。
2017年4月25日(火)より、定期的な新着チケットの販売をいったん停止し、現状の形でのチケット販売は、5月15日(月)12:00までとなります。
ご利用の皆様には、何卒ご理解のほど、お願い申し上げます。◆チケットおよびマイページのご利用について
購入いただいたチケットおよびフリークーポンズは、有効期限まで、記載どおりにご利用いただけます。
マイページも、これまでと変わらずご利用いただけますので、どうかご安心ください。◆ポンパレ限定ポイントについて
ポンパレ限定ポイントを保有されているお客様は、お早めにご利用くださいますようお願いいたします。
なお、対象のお客様には、個別にメールでもご案内を差し上げますので、ご確認ください。◆メールマガジンについて
新着お知らせメールは、4月24日(月)まで、ランキングメールは、5月8日(月)までお送りします。「ポンパレ」は、2010年7月よりサービス提供を開始し、多くの皆様にご利用いただいてまいりました。
今後も、ポンパレモールなど、リクルートライフスタイルが運営する既存サービスと連携し、皆様に喜んでご利用いただける場を検討中でございます。
どうか引き続きのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。ポンパレ
いやぁ、びっくりしました。
結構使っていた時期があったんですけどね、うまく利益が取れなかったということでしょうか。
今日はこの、共同購入、フラッシュマーケティングについて書いてみようと思います。
フラッシュマーケティングとは
この、共同購入とか、フラッシュマーケティングとか言われる、期間限定で格安クーポン(主に飲食店)を販売する手法をフラッシュマーケティングと言います。
2008年にGROUPONがこの手法で格安クーポンを販売しはじめました。
有名なサイトとしては、GROUPON、ポンパレ、ラ・クーポン(楽天買うクーポン)、くまポンなどがあります。
これまで、飲食店はぐるなびや、食べログといったサイトにお金を出していました。
ぐるなびも数万から10万単位で掲載するだけで費用がかかっていたと。
でも、掲載しても、なんだかお客が増えたかどうかわからない。
増えないことには、食べてもらわないことには、店の良さが伝わらない、ということですよね。
そこで、GROUPONやポンパレは、そのお金を「クーポンに回しませんか?」という口調で数を伸ばしてきました。
「マーケティング費用で」と。
ぐるなびで月に7万円とか払って1人もお客が来たかどうかわからないぐらいならば、一人1,000円赤字になったとしても、70人に来てもらった方がいいよね、という理屈です。
確実にお客が来てくれるし、お店も忙しくなるのでそれなりに活気が出るということで、これまで、ぐるなびなどのサイトにお金を使っていた店舗は、フラッシュマーケティングの企業にお金を出すようになりました。
売値の25%しか店舗に入らない地獄モード
ところで、このフラッシュマーケティングを使った場合、お店のダメージはどれくらいなのでしょうか。
例えば、6,000円のコースを、3,000円で提供するという、典型的なケースで考えてみます。
お店は、6,000円のコースを半額で提供しますが、お店に3,000円入るわけじゃありません。
販売額の半分を、GROUPONなどの運営企業が持っていきます。
つまり、6,000円の商品を販売して、お店には1,500円しか入ってこないということになります。
しかも、チケットが売れても利用がなかった場合は、お店に入金がないといいます。
クーポン会社は儲かりそうですけど、お店は大変です。
売上に対して25%しか入金がないということになりますので。
一般的に、飲食店は食材の売上に対する原価率は3割位ですから、食材費すら取れない、ということになりますね。
雨後のタケノコのように増えた「クーポンサイト」
逆に言うと、とても運営側に美味しい仕組みなので、一時期、クーポンサイトは雨後の筍のように増えました。
日本国内では2010年ごろにこのビジネスモデルが普及し、一時期は200以上のサイトがありました。
しかし、当然クーポンが売れるためには、集客ができることが重要。
集客力は1つのサイトに集約されるため、最終的には日本ではGROUPON、RaCoupon、ポンパレ、ルクサ、くまポンぐらいしか今はまともに売れていないのではないでしょうか。
(いや、くまポンもどれほど売れているか怪しいですけど)
ちなみに、この共同購入型クーポンサイトは、アメリカの調査では、調査対象の企業のうち、32%は不採算だったということがわかっているそうです。また、42%の企業が「もうやらん」と言っているらしいです。
営業活動にお金はかかりますし、あまり美味しくないビジネスになってきていたのかもしれません。
このクーポンで来たお客様が再度固定客になって定価を払ってくれるかというと怪しいですものね…。
ポンパレの業界地位
ポンパレは2013年には、業界1位だったようです。
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/2076
1位 ポンパレ 172億
2位 GROUPON 148億
3位 RaCoupon 29億
4位 ルクサ 18億
5位 くまポン 14億
最近はどうだったのでしょうか。
業界1位ならば、さすがに辞めない気がする…。
あるいは、吸収されるとか…?
共同購入で失敗しない4つの方法
この手のサイトは、確かに安いんですけど、いいお店ってかなり限られますよね。
京野の経験から、この手のサイトを使うときに失敗しない方法をご紹介します。
1.食べログで点数の高い店を狙う
ま、ありきたりですけど、これは大事ですね。
3.3を超えてきたらまぁ、ハズレは少ないです。特に都内では。
(地方は結構点数の信頼性が低いです)
2.高いチケット(1万円前後)を狙う
ディナーならば1万円前後のチケットはハズレが少ないです。
いくら割引とはいえ、1万円出せばそんなにハズレはないです。
むしろ「1万は安いっ!」と思える店が多いです。
3.人気のチケットを狙う
かならずしもこれは言えないですけど、売れているチケットはそれなりに理由があります。
売れているチケットはやっぱりいいと思います。
4.ルクサ【LUXA】からしか買わない
ルクサは評価の高いものしか売っていないので、ルクサで買うとやっぱりハズレは少ないですね。
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