6月19日は太宰治の生誕祭「桜桃忌」が三鷹の禅林寺で開催されます。

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太宰治大全

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posted at 15.06.19

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6月19日は太宰治の生誕祭「桜桃忌」が三鷹の禅林寺で開催されます。

今日は太宰治について調べました。

レッツゴー・ウンチキスト!

玉川上水で愛人と入水自殺した太宰治

今日、6月19日は太宰治の誕生日であり、玉川上水に入水自殺した太宰治の遺体が発見された日でもあります。

毎日新聞にアーカイブがあります。

http://mainichi.jp/graph/2012/05/02/20120502org00m040017000c/003.html

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↑遺体発見前日の新聞(出典:上記毎日新聞サイトより)

 

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↑三鷹町警察署所長宛に妻らから提出された捜索願(出典:上記毎日新聞サイトより)

昭和23年、39歳になる年に彼は愛人山崎富栄と自殺を図りました。

彼の自殺は5回目。うち3回が女性との心中。

心中していて相手だけが亡くなっていることもあります。

 

3回しか会ったことのない銀座のウエイトレスの女性で、田部シメ子という女性です。

唐突に心中をもちかけたそうな。

嫌気が指していたシメ子は快諾。夜中鎌倉の海で決行しました。

 

海に飛び込み、水を飲み苦しくなって死にそうになりシメ子が太宰につかまり暴れたらしいのですが、「最後に呼んだ名前が僕ではなかった」ので、蹴飛ばしてきたという。田部シメ子は死に、太宰だけが生き残りました。

他にも太田静子という愛人がいて、彼女との間にはのちに作家となる太田治子が誕生しています。

どうして、そこまで付き合うのでしょうかね…

私にその心理はわかりませんが、太宰は付き合う時から死ぬ気を求めていたようです。

付き合う時に、山崎富栄が太宰治から言われた言葉がこれです。

「死ぬ気で恋愛してみないか」

カッコイイような、怖いような…

結局、いう人によるな。うんうん。

私は小学生の頃、教科書に掲載されていた「走れメロス」で太宰治を知りました。

セリヌンティウスを信じて走るメロスの姿に、今でも読むたびに涙を流します。

ただ、こんなドロドロした話を小学校の頃に聞いていたらどんな印象をもったのだろうか、なんて思ってしまいます。

余談:メロスは全力で走っていなかった?

そういえば、去年話題になった、中学生村田君の「メロスは走ってなかった」という話は面白かったですね。

「走れメロス」は走っていなかった!? 中学生が「メロスの全力を検証」した結果が見事に徒歩。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1402/06/news071.html

無料で太宰治の「桜桃」を読もう

さて、彼は亡くなる年に最後の作品を出しています。

「桜桃(おうとう)」という名前です。

(桜桃とは、さくらんぼですよね。太宰治の大好物でした。)

↓著作権切れなので、青空文庫で無料で読めます。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/308_14910.html

相変わらず、この主人公「太宰」は自殺癖があるんですね。

内容にあるように、実際に太宰には障がい者の息子がいて、子どもへの苦悩や葛藤がこの作品に表れているようです。

6月19日は桜桃忌、太宰の生誕祭です

6月19日は、「桜桃忌」と名づけられました。

「桜桃忌」は、作家で、太宰と同じ三鷹に住んでいた今官一(こんかんいち:太宰治と同郷の青森県出身)によって命名されました。

理由は2つあります。

1.「桜桃」は死の直前の名作の題名であること

2.6月のこの時季に北国に実る鮮紅色の宝石のような果実が、鮮烈な太宰の生涯と珠玉の短編作家というイメージに最もふさわしいこと

そして、墓地のある「禅林寺(三鷹市下連雀)」には、毎年多くの太宰ファンが参拝に訪れています。

禅林寺へのアクセス

都内の方は足をのばすのも良いかもです。

新宿駅から三鷹駅までは中央線快速で13分

三鷹駅からお墓までは徒歩12分程度のようです。

http://bit.ly/1H1t8PO

新宿で1時間30分~2時間くらい時間があったら立ち寄ってもいい距離ということでしょう。

太宰治の墓の場所は、実は森鴎外の墓の斜め前だった

太宰の死後、夫人が太宰治の気持ち(下記『花吹雪』の一節を参照)を受けて、森鴎外と同じこの禅林寺を墓地としたようです。

「この寺の裏には、森鴎外の墓がある。どういうわけで、鴎外の墓がこんな東京府下の三鷹町にあるのか、私にはわからない。けれども、ここの墓所は清潔で、鴎外の文章の片影がある。私の汚い骨も、こんな小綺麗な墓地の片隅に埋められたら、死後の救いがあるかも知れないと、ひそかに甘い空想をした日も無いではなかったが、今はもう、気持ちが畏縮してしまって、そんな空想など雲散霧消した」『花吹雪』

 

電子書籍だと無料で読める「太宰治」

電子書籍の「Kindle(キンドル)」を購入すれば、版権フリーになった太宰の著作他、沢山の本が無料で読めます。

今は小学生の子どもにもだいぶ読まれていますね。

私は初代Kindle、Kindle Fire、キンドル・ペーパーホワイト、Kindle Voyageと4つ持っていますが、一番高いだけあってKindle Voyageは素晴らしいです。

明るいところで見てもギラギラしませんし。

どのKindleでも購入すれば、無料で沢山の本が読めますので、とりあえず一度ご検討ください。

本を読まれる方はお持ちの方がすでに多いでしょうけど。
ちなみに、私は前述しました通り、VoyageもPaperwhiteも所有しておりますが、あまり使い勝手の違いってわからないんですよねぇ…

一番高いOasisだったら違うのかな…。

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