【裏技】東京メトロを28.6%引きで乗車する方法

ticket

こんにちは。

今日は東京近郊に住む人ならば良く使うであろう電車について。

都内で一番主要な地下鉄は「東京メトロ:9路線」でしょうね。

その地下鉄で「回数券」が売っているのは知っていますか?
いやもちろん、私も知っていました。

「1割くらい安くなるんだよね?」

と思っていたら、ところがどっこい、そんなもんじゃなく安くなるんですよ。
なんと、土日だと約30%!!!これは安い!!!とびっくりしました。

今日は、そのことについてみなさんにも共有します。
知っている方もいるかもですけど。

レッツゴー・ウンチキスト!!

東京メトロの回数券には3種類ある!!

実は、回数券には3種類あるんです。

1.普通回数券(10枚の値段で11枚)
2.時差回数券(10枚の値段で12枚)
3.土休日回数券(10枚の値段で14枚)

昔は、普通回数券しかなかったと思うんですけどね。
それぞれ割引率を考えてみると、

1.普通回数券(9.1%割引!)
2.時差回数券(16.7%割引!)
3.土休日回数券(28.6%割引!)

と、土休日回数券は約3割引きになるという、かなりお得なものになります。

有効期限はどれも3か月。そこそこ長いので、週に1回どこかに行くことがあればどのチケットを買っても使い切ることができると思います。

つまり、週に1回使えば、月に8枚。1か月ちょっとで使い切りますね。
2週間に1回だと、月に4枚で土休日の14枚を使い切るのは3か月半。

このあたりがボーダーですね。土休日を使うなら、2週間に1回を少し超えるくらいがいいでしょうね。

細かく見ていきましょう。

1.普通回数券(9.1%割引!)

わずか9%ほどしか安くならないうえに、11枚使って初めてプラスになる回数券。

紛失してしまうリスクもあるし、金を先払いしなければならないこともあるし、手間もかかります。また、SuicaなどのICカードならば受けられる割引もありません。

つまり購入のリスクは

・先払いによる利子の損失

・紛失のリスク

・いちいちチケットを出さねばならない「面倒さ」

・ICカード割引がない(2.5%程度)

この辺は私は買うべきではないと思います。

ICカード割引とは、ご存知だと思いますけど、ICだと端数の料金になります。
消費税が8%になったときからそうなりましたね。

必ずしも割引ではないのですが、割引になるのが普通で、たとえばメトロだと

200円区間は195円で乗れます。2.5%の割引きですね。
週に1往復つまり、月に8回乗る場合を想定しましょう。

回数券だと9.1%引きだから、200円区間で1回18円お得。

ひと月、8回乗車で

月に144円お得になります。

もっとも、ICカードだとIC割引があるので、5円×8回=40円。

ICカードとの差額は104円。

紛失のリスク、使い切れないリスクを加味すると、私は使う気になりません。

2.時差回数券(16.7%割引!)

時差回数券が使える時間

そもそも、「時差」ってなんだよって思いますよね。
ネーミングが悪い。何時に使えるんだよ!!って話です。

この時差回数券は平日の10-16時と、土日休いつでも使えます。

もちろん、ラッシュアワーを避けて、時差出勤をしましょうと推奨されたころに売り出されたものなんですけどね。それを決めるのは会社であってサラリーマンじゃないし、時差通勤ってどっちかっていうと、

「普段8-9時に電車に乗っていたけど、朝活して、朝5-6時に電車に乗ろうよ」的な話だと思うんですけど、その時間は安くならないんですよね…

時差回数券のネーミングを考えてみた

最悪な名前と言ったけど、なんて付けたら覚えやすいのかな…

「1016(いちまるいちろく)切符」
「10-16(じゅうじゅうろく)切符」
「10時4時(じゅうじよじ)切符」

…うーん適切な名前が出てきませんでした…

わずか6時間しか使えない切符ではありますけど、結構その時間に
使う人って多いんじゃないのかなぁ。

 

時差回数券が使える時間

繰り返しになりますが、時差回数券が使えるのは、下記の通りです。

土日はいつでも使えて、
平日は「10時から16時」

でも10時から16時に電車に乗って出勤してくるなんて、単なるサラリーマンじゃなくて、重役じゃねーか、って思うのは私だけでしょうか。

16時までに入るの?出るの?電話かけて聞いてみた。

さて、この10時から16時ってことですけど、疑問が生じました。

「16時までに乗ればいいの?16時までに降りればいいの?」

疑問が生じたら、聞きましょう。

というわけで、東京メトロのお客様センターに電話をかけました。

しかも、「ブログに書くので」ともお伝えして。

答えてくれたのは、東京メトロお客様センターのオペレータの女性。

http://www.tokyometro.jp/support/guide/operation/pdf/operation_14.pdf

さて、答えは。

「16時までに改札に入ればOKです」

なるほど、16時までに改札に入ればOKなんですね!

ん?16時までに改札に入れば何時に出てもOKなのかな?

でも、ちょっと疑問も生じる。

16時までに入れば、出るのは何時でもいいのだろうか…

もちろん、乗車の常識的な時間に出ればいいと思うけど、たとえば、永田町駅のように駅ナカに飲食店があって、そこでゆっくりカフェを楽しんだりしたら、改札を出るときに

「ピンポーン♪」

なんて鳴ってしまって、恥ずかしい思いをさせられるのではないか…

そんな気持ちが先行してしまって、聞いちゃいましたよ。

 

京野「つかぬことを伺いますが…16時までに入れば、何時に出ても大丈夫なのでしょうか…」

女性「そんなメトロは長い区間がありませんので、普通に出ていただければ大丈夫ですけど…(なんだこのお客さん、変なこと聞いてくるな…)」

京野「はい、そうだと思うのですけど、たとえば駅ナカで食事をしていたりして…」

女性「なるほど、そういうこともありますね」

京野「ブログに書きたいので、その辺を教えていただきたく…」

女性「あ、ブログに書くんですね。少々お待ちください」

京野「はい。(…ブログに書くか書かないかで答えが変わるのか…いや、より正確にってことなのだろうな…)」

女性「お待たせしました、18時までに改札を出ていただければ大丈夫です。それを過ぎた場合には、有人改札で事情をお話しいただきます」

京野「わかりました。18時までならば大丈夫なのですね!ありがとうございます」

というようなやり取りでした。
18時を過ぎるとあの恥ずかしい「ピンポーン♪」と鳴ってしまうようなので、時差回数券を使う方はご注意ください。

この時差回数券を使うべきか

この時差回数券あたりから少し使うべきかどうかを考えますね。

多く乗る人や、区間が長い人(メトロだと310円区間まであります)などは、これを使ってもいいかもしれないですね。

200円区間だと、1回あたり167円ほどと、約33円安くなります。

この200円区間で、週に1回(月に8回)乗れば、33×8=264円

月に264円お得になります。

月に264円を取るか、利便性を取るか。

Suicaでピッ!ってやるあの楽ちんさ、回数券を持ち歩かなくてよくて紛失のリスクもないことを考えると、この頻度ぐらいなら私はちょっと躊躇するなぁ…。

3.土休日回数券(28.6%割引!)

さて、この3割引きは大きい!これならば使おうという気になります。

 

10枚の値段で14枚使えるんだから、大きいですよね。

この土休日回数券、たとえば今日なんて使えちゃうわけですけど、
私みたいに土日関係なく仕事に行く人とか、土日に習い事に行っている
人なんて、絶対これですよね!!

回数券払い戻しの計算方法

回数券は払い戻しをしてくれますが、払い戻しには220円の手数料がかかります。

しかも、使った分は引かれますけど、

その計算は「定価」で引かれます。

つまり、現金で乗車したのと同じ計算ですね。
「回数券だから安く乗っている♪」というつもりで乗っていても、使い切れずに返金になれば、現金で乗ったのと同じなので、使い切るまで安心できない(笑)ということになります。

ちょっとだけ例を出して計算しましょう。

半分しか使わなかった場合、いくら戻るのか

たとえば200円区間の土休日回数券を購入し、半分(7枚)が残っているケースです。

7枚が残っている場合、7枚を使ったということになるので、

200円×7=1400円 使用したとみなされ、1400円引かれます。
さらに、手数料が220円引かれるので、合計1620円引かれます。

つまり、2000円で回数券を購入し、半分使って返金手続きをすると、帰ってくるのは380円。

半分しか使っていないので、1000円(ま、手数料を考えても780円)戻ってきてもよさそうなものですけど、

返金されるのはわずか380円。

ちなみにあと1枚使っていて、6枚残っている場合の戻りは

180円

6枚残っていて、180円でしか買い取ってくれない。

5枚以下の場合、マイナスになるので、そもそも返金してくれません。

…切符売り場の前で、200円区間を買おうとしている外国人に「Hey,あなた、200円の買うんでしょ?俺から150円で買わない?」と言ってさばくしかないね…(そんな奴いないか)

この土休日回数券って、東京メトロだけの裏ワザなの?

私が調べた限り、

・東京メトロ
・京王電鉄(京王線)
・小田急電鉄(小田急線)
・京浜急行電鉄(京急)
・京成電鉄
・西武鉄道
・東武鉄道

は、同様の割引があります。
関西の地下鉄でもあると聞いたので、おそらく全国的にあると思います。でも…

「JR」と「都営地下鉄」には 時差回数券・土休日回数券は、 ない

あるのは、普通の回数券のみ。ケチだなーーー。

ちなみに、1日2回乗るなら「1日券を使う」手も

ちなみに、1日2回乗るならば、1日券を買う方が安いことも。

東京メトロは最低運賃が170円、最高が310円ですけど、1日券はわずか

600円です (以前は710円でしたが、安くなりました!)

1dayticket

4回(2往復)するならば、1日券、結構使えます!!

私なんて定期も買っていないので、会社に行くときに1回、またどこかに地下鉄で行くならばもう1日券を購入したほうがトクですね!!!

1日券は当日券と前売り券があって、前売り券が使い勝手良さそうです。
前売り券は定期売場で購入できます。

詳しくは下記。
http://www.tokyometro.jp/ticket/value/1day/

いい情報を仕入れてハッピーライフを♪

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