【炎上】多摩美術大学の卒業制作がいわさきちひろのパクり?から考えてみた

この記事の所要時間: 342

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多摩美術大学の卒業制作がパクリだ!というので、すごい大炎上していますよね。

http://netgeek.biz/archives/47958

多摩美術大学と言えば、時の人となったオリンピックロゴを作った佐野研二郎が教鞭をとっていた大学。
そこで、これほどあからさまな「パクり」が見つかるというのはホントに驚きです。

この件で、考えたことを少し書いてみました。

一から創造することはほぼできない

今は、芸術作品を一から生み出すというのはホントに難しいのだとは思います。

一から創りだすものよりも、より改善を加えていくというのが一つの創作行為なのだろうとは思います。

創作のあり方が変わってきた

以前、YouTuberやニコ生なんかで「歌ってみた」とかで歌っている人を酷評する評論家に対して、「それは創作のあり方が変わってきただけ」と言っていた堀江貴文氏。

「DJとかって別に曲を作っていないけど、うまくつなぐことが作品になる。それと同じ」というようなことを発言して、テリー伊藤さんも「アレンジャーってことだよね」と話を合わせていたと記憶しています。

http://leemanparadse.com/neta/post-1240/

でも、創作作品として、ここまでパクるのはやっぱりNGだよね…。

パロティをどのように捉えるかについては国によって考え方は変わるようす。
フランスなんかはパロディに寛容だという話は聞いたことがあります。

著作権とのからみで問題になるということなのだと思います。

でも、今回の作品はパロディではないし、やってはいけないことですよね。

パクってはいけないことは知っていた様子(当たり前か(笑))

もっとも、エンブレム問題で多数のパクリ疑惑が出てきた佐野研二郎氏は

「ものをパクるということをしたことは一切ありません」

と発言しているわけだから、パクることがいけないことだという認識はあったのでしょうね。

でも、まぁ、パクっているようなんですけど。幾つかは認めていますしね。

http://netgeek.biz/archives/48002

同じデザイン業界の人はどう思っているのか?

同じデザイン業界の人はどう思っているのだろうか。
互酬性という話を前のブログでかきました。

https://leemanparadise.com/neta/post-2369/

だから、皆グルなのかなと思っていました。

でもやっぱりちゃんとやっている人はいる。

当初この中島英樹氏は佐野氏を擁護していましたが、今でははっきり「パクリだ!」と本気で怒っています。

nakajimasama

 

真剣にやっている人からすればホント超えてはいけない、やってはいけないことということですよね。

http://netgeek.biz/archives/47594

デザイン界の今後

今後、どのようになっていくのでしょうかね。
デザインは膨大に生み出されるようになっていき、過去のデータは大量に蓄積されて、あっという間に検証がされるようになってくる。

シンプルであれば、シンプルであるほど、似ているデザインは今度も多数出てきてしまうだろうし。

「知らなかった」「偶然似ただけだ」

これが、本当ならば、その人を保護してあげたいと思うし、
ウソならば絶対に許したくない

発想力が豊かな、ディズニーを知らない人が仮にいたとして、ディズニーと同じ絵を思いついたとしても、使うことはできないし、パクリだと言われてしまう。

本来著作権ならば保護期間があるけど、いわゆる「ミッキーマウス保護法」などと呼ばれるように、ディスニー社のロビー活動で、権利期間が2回も延長されているように、なんやかんやでいつまでも延長されちゃいそうだし。(もっともアメリカ国内の話。TPPによってどうなるかわからないけど)

そうなると、後からの世代の人にとっては迷惑な話になりそうな気もします。

ちなみに、日本国内ではミッキーマウスの著作権保護期間は終わっているという話もあります。
ディズニーは問い合わせても明確にそのことについては答えていなようです。

参照:
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080509/p4

1 Comment

はじめまして。記事を読ませて頂きました。

いわさきちひろネタの卒業制作、、そもそもあれがパロディやオマージュの類ではなく、純然たるパクリであるという根拠は何でしょうか、、。
少なくとも作品の説明を読む限り、またプレゼン時の話を聞く限り、パクリではなく明らかなオマージュだとしか思えないのですが。
(卒制図録にはいわさきちひろ作品も同時に掲載されています。)
問題があるとすれば、いわさきちひろ側に話を伝えてなかった事でしょうか。
しかしこれもいわさきちひろ記念事業団が訴えなければ意味の無い話です。
そもそもパロディやオマージュの場合、どこまで許諾がいるのか、というのも非常に曖昧で、特に風刺等に使用する場合、元ネタの許可があると風刺としての意味を失う、という場合すらあります。

ネットギークという嘘八百のサイトが、いわさきちひろ記念事業団に電凸をやらかして、抗議の意思がどーたらこーたら抜かしてますが、そもそも抗議の意思を表明していない上、案の定音沙汰無しです。

金田沙織さんの本当の思いは分かりませんが、制作意図を曲解された挙句中傷の的にされているのは見るに耐えませんでした。

佐野研二郎の件については明らかに言い逃れできないものです。デザイナーとして最低だと思います。美大(多摩美ではありませんが)出身でデザイナーをやっている友人も、かなり怒っています。

長文失礼いたしました。

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