photo:sponichi
昨日の23時前ぐらいでしたか。
女優の川島なお美さんの訃報が入ってきました。
まだ54歳。
先日テレビにでたときの様子がとても痩せていたので、心配していました。
あれからわずか一週間ほどでしょうか。帰らぬ人となりました。
改めて川島なお美さんのご冥福をお祈りします。
川島なお美さんといえば、「お笑いマンガ道場」
私が川島さんを初めて見たのは、少なくとも川島さんをはっきり認識したのは、
当時の人気番組だった「お笑いマンガ道場」のアシスタント役として出ていた時です。
こんな風に、漫画を描いて答えるという画期的な番組でした。
お笑いマンガ道場では最後に視聴者からの手紙を読み上げて、プレゼントするコーナーがありました。
(と、記憶しているということで、間違っているかもしれません。それについては調べていません)
それを「車だん吉」さんと、最初はなんとか「ひとみ」さんがやっていて…
調べてみるか…
====調査中====
わかりました、「秋ひとみ」さんという方でした。
その車だん吉さんと、秋ひとみさんで
「だん吉&ひとみの おまけコーナー」
っていう、コーナーがあったんですね。
それが、後に
「だん吉&なお美の おまけコーナー」
にかわった、ということで私にとっては「二番目のアシスタントの方」という印象でした。
先ほど調べて知ったのですけど、もともとこの番組は中京地区でやっていて、後に全国区になった番組のようです。そして、私の知っているひとみさんは、二代目なのだそう。
初代は、エバさん、2代目は秋ひとみさん、そして、3代目が川島なお美さんなのだそう。
まぁ、いずれにせよ、当時青山学院大学の女子大生アイドルとして、川島なお美さんが出演されていたのをよく覚えています。
少し個性的な女優さん
ワインが好きで「私の体はワインでできている」と語られたり、
失楽園などが話題を呼んだことは記憶にあたらしいところですよね。
川島なお美さんの命をうばった「胆管がん」とは
さて、川島なお美さんの命を奪った「胆管がん」とは何なのか。
生存率が30%とも言われる、非常に厳しいがんです。
「肝臓」で作られた「胆汁」と言われる液を、
「十二指腸」まで送り出す働きを持つ「胆管」と呼ばれる部位があります。
その、胆管の肝臓内にある部分にできたがん
胆管細胞癌は腫瘍の組織型の1つで、胆管上皮から発生する悪性腫瘍のうち肝内に発生するもの。肝内胆管癌ともいう。Wikipedia
肝臓に発生する悪性腫瘍のなかでは発生率が高いものだそうです。
胆管がんの症状
初期には自覚症状がなく、進行するまでわからない。
進行すると、腹痛、だるさ、体重減少、黄疸などが出るそうです。
皮膚や目に症状がでると、黄色く見えます。いわゆる黄疸です。
自分では気づきにくくて、他人に指摘されて初めて気づくことも多いようです。
血中のビリルビン濃度が高くなると、尿の中に排泄されるようになるため、尿の色は茶色になります。
胆管がんの原因
・胆のう内に胆石があるとなりやすい
・酒を多量に飲むなどで肝臓が弱っているときに肝炎になると発症しやすい
・女性、肥満、脂肪の多い食事、くだものやさいの摂取不足、出産回数の多さなどがリスク要因候補
胆管がん治療方法
一般的にがんの治療法は大きくわけて3つあります。
1.外科手術(手術で切除)
2.化学治療(抗がん剤投薬)
3.放射線治療(X線治療)
ですが、この胆管がんは2,3に効果がなく
もっぱら1となるそうです。
しかも予後も悪く、生存率も低いがんです。
生存率の低さは、胆管の壁の薄さによる
胆管がんの壁は1mmにも満たないほど薄い。
したがって、早い段階からがん細胞が周囲の組織に染みこんでしまうそう。
川島さんは自分の状態を知っていた
おそらく、9月に皆の前に出てきた時には最後という思いはあったのではないかと思います。
そもそも、1月に手術をしたことを自分のデビュー35周年パーティの時に触れ、
「私が乗り越えた病気は
5年生存率50%
10年生存率2~30%という
厳しいものですでも
もっと生存率の厳しい芸能界で
35年生存してきたのでこれからも大丈夫!と
自分を信じたいです」
とおっしゃいました。
その内容は公式ブログにも書かれています。
http://ameblo.jp/naomi-kawashima/entry-11887800113.html
死に向かって沢山考えられたのだと思います。
探したら、死生観に関する本も出されていました。
売り上げランキング: 8,090
死に向かい、考える事
私は40を過ぎて、人生は半分を過ぎたのだろうなと思っています。
また、親の死にも触れたので、死は他人事ではなくて、
とてもリアリティを持っています。
健康はとても大切なモノです。
お金がいくらあっても、健康は買えません。
病気になった時に、手厚い看護を受けられるという意味では、
お金はあった方がいいに決まっているけど、
防げるものならば、なるべく防ぎたいですよね。
私は、健康には
1.食事
2.運動
3.心
の3つが大切なことをよく知っています。
特に食事
あまり考えていないとエネルギーだと思いがちです。
つまり、車のガソリンとだけ考えがちです。
しかし本当は、
食べ物はガソリンでもあるけれど、食べ物はカラダの構成要素でもある。
つまり、食べ物が私達の身体を作ります。
食べ物で私達の身体が作られるということを忘れてはいけませんよね。
なので、私は、自分の身体に悪いものは遠ざけます。
喫煙、しません。
お酒、ほとんど飲みません。
(いや、うそ、多少は飲むけど、そもそも体質的にそんなに飲めない)
親からもらった偶然にも健康な身体を、十分に活かすことが
命を繋いでくれた先祖へのお返しだと思っています。
まぁ、こんなこと説教臭くて、他人には言えないんですけど、
でも、本当に健康って大事ですよ。
運動もほどほどに大切。
そして、心は一番大切。
心の持ちようで人生は大きく変わるから。
でも、今日はとりあえず食べ物の話だけにしておきます。
世界でも稀に見る、完成された食、世界に誇る「日本食」が私たちにはあるのだから、
なるべく穀物菜食、
そして身土不二で いきたいなって思っています。
※身土不二(しんどふじ)とは、生まれ育った土地でできたものを食べること。地産地消と似ていますね。フード・マイレージが小さいものを採れ、なんて言われたりもしますけど、ほぼおなじ概念です。
最近そんなこともあって、農業に興味が湧いてきています。
今日は、川島なお美さんのご逝去から死について考えを書いてみました。
あらためて、川島なお美さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
素晴らしい演技で魅了していただき、ありがとうございました。
ブログランキング
コメントを残す