こんにちは。京野です。
今週は、心理学で攻めたいと思います。
社会心理学の話を、昨日、一昨日と載せました。
なので、またこの「恋愛心理学」とも言える
「吊り橋効果」
について、書いてみようと思います。
レッツゴー・ウンチキスト!
吊り橋効果とは
心理学といえば、やっぱり恋愛に応用できないか?と思うものですよね。
いや、みんながそうじゃないかもしれませんけど。
さて、その中でも「吊り橋効果」と呼ばれる理論があります。
具体的には、カナダの心理学者、ダットンとアロンに1974年に発表された学説です。
「生理・認知説の吊り橋実験」という論文だったようです。
人は、興奮していると、自分が恋愛しているということを認識するというのですよね。
具体的には、どういう実験だったか。
18歳から35歳までの「独身男性」を集めました。
そして、渓谷にかかる、
「揺れるつり橋」と「揺れない橋」
の2か所で行われました。
男性はAとBの2つのグループに分けて、一方の橋を渡ってもらいました。
そして、橋の中央で、同じ女性が突然アンケートを求めて、話しかけるのです。
その時に、電話番号を書いたメモを渡しながら、女性はこういうのです。
結果などに関心があるなら…後日電話をください //(/ω\)
と。
すると、吊り橋側の男性からは、ほぼ電話がかかってきました。
しかし、揺れない橋の方からかかってきた電話は、わずか1割ほどでした。
つまり、
揺れる橋で緊張感を共有したことが、恋愛感情に発展する場合がある
ということになります。
緊張感を共有すれば、恋愛感情が生まれるのか?
これから学べる教訓は、「緊張感を共有する」というところです。
男女で緊張感を共有することで、恋愛感情が生まれるならば、そういうシチュエーションが生まれるところは恋愛が発生しているのか?
緊張感が生まれる場所って例えば、どんなところがあるでしょうか?
学校生活でありそうな「緊張感の共有」
例えば、学校生活で男女で緊張感を持つことといえば…
体育祭とかでしょうか?あるいは音楽コンクールとか?
同じ目的をもって、共に優勝を目指して戦ったりすると、やっぱり緊張感はあるし、その辺で恋が生まれたりするのでしょうかねぇ。
デートで「緊張感」を持つような場所とは…
例えば、ホラー映画。あるいは、お化け屋敷。
これ、本当に緊張感あふれますよね。私は好きじゃないですけど…
この緊張感は、恋愛を増幅させるものかもしれません。
あとは、吊り橋実験でも同様ですけど、高さ。
足元の見える高いところに上るとか、スカイツリーの下が見えるガラスの床の上に上がるとか、高さのある観覧車に乗るとか、ロープーウェイとかゴンドラに乗るとかもいいかもしれません。
ゲレンデマジックも、吊り橋効果と関係あるかも?
いわゆる「ゲレンデマジック」もこの吊り橋効果に近いかもしれません。
ゲレンデマジックとは、スキー(スノボ)ゲレンデで、異性が魅力的に見えてしまう、あの不思議な現象です。
スキーとかスノボって、よほど慣れている人ではない限り、ドキドキするものです。
ほとんどが初心者ですからね。
その、ドキドキの時に、助けてもらったり、声をかけてもらったり。
そういうことがあると、やっぱり普段よりカッコよく見えてしまう、ということなのでしょうね。
実際、ゲレンデではリフトにも乗りますからね。
リフトってそれなりに高いし♪
ただ、注意点は、ゲレンデを離れて、また駅前であったりすると「あれれ?」ってなるって話はよく聞きます。
そこまで待たずに、ゲレンデでクロージングしないとダメってことですかね。笑
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