高市総務大臣がバカと言われるマイナンバー施策、カード一体化がありえると思う話。

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こんにちは。京野です。

今日はポイントカードの話について書いてみました。

レッツゴー・ウンチキスト!

ポイントカードを一体化?まさか?

今年に入ってから高市早苗総務大臣が、あらゆるポイントカードを一体化させる仕組みを考えると発言して「バカなの?」と話題になりました。

たとえば、こんな記事。

http://biz-journal.jp/2016/01/post_13265.html

感覚的にはわかるのですが、ひょっとしたらあるのかもしれないと思って頭をクリアにして、その手法を考えてみました。

ポイントカードも含めて一元化すべき理由

マイナンバーカードはICカードになるんですよね。
ICカードって相当容量あるんで、その容量を使えば、各企業が高い金を払ってシステム導入費を支払わなくてすむんじゃね?ということです。

バカなの?といっている理由

主に2つあって

1.顧客の囲い込みが目的なのに囲い込めなくなる
2.セキュリティが不安

ということのようです。
少し検証してみましょう。

1.顧客の囲い込みが目的を果たさなくなるか

顧客の囲い込みがポイント発行の目的だ、というのは必ずしも当たっていません。

ここでの囲い込みが何を意味するのかわかりませんけど、有効期限があるからそれまでにポイントを貯めて割引を受けようとするということが、使う視点での理由ですけど、店側からすれば、どのような属性に何が売れているか、POSの適当な(年齢は適当に押している)データよりも詳細にわかるからです

ただ、カードを見ても、自分の店の名前が出ないから「財布の中の宣伝効果」が消えるのは事実でしょうね。

2.セキュリティが不安

個人の番号を見せてどうするんだ(笑)
という議論がありますけど、マイナンバー番号を使わない仕組みになると思うんですよね。

マイナンバーカードに入っている、個人番号とは別の定数をおく。
その番号を元に、でもなく、企業ごとにある一定の計算式を使うと1つの計算結果が得られるような仕組みだったら、対応できるのではないかなと。

たとえば、
マイナンバー=1111−2222−3333の
固定番号=4444−5555−6666(この数値は見えない)

企業ごとの数値算出数式=1桁目は、番号の1桁目を7乗して3を加えた数の下から2桁目に5を加算した数値、…11桁目を20乗してー2した数(最後はチェックデジット)、という風にして、導き出された数値
****−****−***(*)という番号を、
その顧客の固有の番号としてA店は使う。
B店はまた別な計算式で使う。

これら計算式は、A店B店それぞれが知ることはできない。

なので、A店の番号が漏れても他の店では使えない。
基本的に固定番号がばれることはない。

万が一、固定番号がわかったとしても、固定番号とマイナンバーに関連性はなく、これから個人番号がばれることもない。

というような。
つまり、マインナンバー以外の固有のものを持たせて、それに紐付けて各企業がそれぞれのIDを動的に自動生成させられるような仕組みができたらいいと思うんだけど。

なんか書いているうちに誰得かわからなくなってきたので、退散(笑)

ま、結論から言うと、

「技術上できなくないし、需要あるかも?」と私は思っています。

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