大山のぶ代さんをご存知ですか?
今では変わってしまいましたが、以前の「ドラえもん」の声を担当されていた声優さんです。
まだご存命で78歳ですが、彼女が認知症を患っているというニュースが流れました。
今日は大山のぶ代さんについて、うんちくを。
レッツゴー・ウンチキスト!
大山のぶ代さんのニュースは夫が公表
昨日、5月13日に、夫の俳優で初代体操のおにいさん、砂川(さがわ)啓介(78)さんが、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」の中で妻の大山のぶ代さんが認知症で闘病中であるという事実を公表しました。
少し前から、認知症の症状が出たということです。
現在はその症状が出る時と出ない時があるそうです。
過去には脳梗塞も
過去、2008年に大山のぶ代さんは脳梗塞を患っています。
したがって、最初はその後遺症だと思っていたと。
なので、認知症に気づかなかったと述べられました。
現在は自宅療養中
認知症なので自宅で生活はできるものの、以前言ったことを忘れる、料理ができなくなる、自分で入浴ができないなどの症状がでており、夫の砂川啓介さんや家政婦さん、大山のぶ代さんのマネージャーさんの協力で介護をしているということです。
人前に出るときには、気を張っているとしっかりしていて、大山のぶ代さんご自身も、病気を自覚して弱気な発言をすることはあるものの、声優の仕事も続けていきたいと思っているそうです。
ドラえもんの声について
個人的な思いですが、私はとてもドラえもんが好きでした。
小学校になるかならないかの頃、父親が買ってきてくれて、ハマりました。
困ったときには、僕のところにもドラえもんが来てくれたらいいのに、と何度も考えました。
アニメが始まってからは、あの大山のぶ代さんの声がドラえもんでした。
「6時50分」アニメが始まる時間です。
この6時50分が待ち遠しくて待ち遠しくて仕方がありませんでした。
わずか10分番組。でも、あの頃にはとても長かったし、十分でした。
「あたまてっかってーか、さえてぴかぴーか、それがどうしーた 僕ドラえもん♪」
この曲が今でも昨日のことのように蘇ります。
ガラガラ声でありながら、愛情があり、優しさがあり、おっちょこちょいなドラえもん。
それが表現されていましたよね。とても適役だったのだと思います。
今は亡き、藤子・F・不二雄さんの言葉に、大山のぶ代さんご自身が励まされたと言っていたのを覚えています。
(藤子・F・不二雄さんが、大山のぶ代さんに対して言った言葉)
「ドラえもんって、こんな声だったんですね」
作ったキャラクターが命を吹き込まれ、作者とは関係のない所で人格が作られていく。アニメってそういうものだと聞いたことがあります。
声もそういう意味では、大山のぶ代さんの声が最初から決められていて、作者が後からそれを知った、という感じが素敵ですね。
先ほどの歌
先ほどの歌は「ぼくドラえもん」という主題歌です。
ところで、この歌詞で
奇妙 奇天烈 摩訶不思議 奇想天外 四捨五入 出前迅速 落書無用
というところがあるのですが、これってどんな意味だったのだろうか。
「四捨五入」が聞き取れなくて「しゃしゃにごう」と言っていたのを覚えています。
俺かわいかった(笑)
これって、今で言うラップ的なものですよね。すごく時代を先取りしていた!!
作詞が誰かを調べたら故:藤子・F・不二雄先生。
聞くわけにはいかないですね…
そもそも、「ホンワカパッパ」もわからないわ。
それにしても、この曲、音が取りにくかったんですけど、やっぱり今聞いても。
大山さんが結構ドラえもんをしっかり演じて歌われてますね。
大山のぶ代さんの認知症が改善しますように。
2017/09/21追記
2017年7月11日、砂川啓介さんは尿管がんにより80歳で永眠されました。
大山のぶ代さんは喪主でしたが、通夜と葬儀には現れなかったそうです。
現在、大山さんは入所している施設で生活しているそうです。
大山のぶ代さんを残して先に逝くことは辛かっただろうな…。
砂川さんのご冥福を御祈り致します。
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