おはようございます。ウンチキストの京野です。
さて、今日5月18日は「18リットル缶の日」です。
18リットル缶のことを「一斗缶」と言いますよね。
今日は量を計測する単位について見ていきましょう!
レッツゴー・ウンチキスト!
18リットル缶の日とは
全国18リットル缶工業組合連合会が制定しました。
以前は「5ガロン缶」と言われていました。それが「18リットル缶」という名前で統一したんですね。
なので、5月18日を18リットル缶の日にしようと。うーん強引。
実際どんなとき使ってました?
一斗缶というと私が思いつくのは、小学生の頃にワックスがけを缶からだして時々やったのですが、それが一斗缶だった気がします。
木の床だと、橙色のワックス。
白い床だと、牛乳のようなワックス。
それをモップでひたすら伸ばしていきました。
特にオレンジ色のは揮発性のにおい。
今でもよく覚えています。懐かしいなぁ。
いまはどうなっているのでしょうか。よかったら知っている方教えてください。
twitter
@todayepi2
この全国18リットル缶工業組合連合会がすごい(笑)
この18リットル缶工業組合連合会のwebページが、すごいなんだか地味なんですけど、
「18リットル缶の生涯」という20分DVDの最初5分が見られるようになっていました。
これがまた、マニアックというか、業界向き(笑)
興味ある方は↓
http://www.can18.or.jp/top.html
え?1ガロンの量て国によって違うの?
ところで、5ガロンって単位ですけど、1ガロンの量って国によって違うって知ってました?
アメリカ=3.785411784 リットル
イギリス=4.54609 リットル
どこの国でも3.7L~4.6Lの範囲内です。
そのほか乾量ガロンというのもありますが、日常使わないのでいいでしょう。
米国液量ガロンは一番使われるので、
米ガロン(U.S. gal, USG)とも呼ばれます。
それに対して、英ガロンは(Imp.gal)と書かれます。
アメリカではこのガロンが一般的に浸透していて、ガソリンはこのガロン単位で購入されます。
なんで国によって変わったの?
そもそも、ガロンは地域だけではなく、「量られるもの」によっても異なっていました。
そして、だんだん統一の動きがでてきて、19世紀ごろには下記3種類にまとまりました。
- ワインガロン(231立法インチ)→現在のアメリカで用いられる液量ガロン
- エールガロン(282立法インチ)約4.62リットル
- コーンガロン、穀物用
1.ワインガロン
ワインガロンは、「アン女王ガロン(Queen Anne’s gallon)」とも呼ばれる。
アメリカでは、直径7インチ、高さ6インチの円柱の体積でした。
18世紀アン女王の時代に正確に231立法インチと再定義されました。
この定義は、円周率の近似値7分の22によるものです。
つまり
この円柱の体積を円周率を22/7にして求めると、231になりますよね。
これが今日用いられる液量ガロンになります。
2.エールガロン
イギリスはエールガロンに近い形を英ガロンとして採用しました。
1リットルが、一キログラムの水の体積と定義されたのに影響を受けて三つの体積で定義しました。
すなわち、イギリスガロンは10ポンドの水の体積と定義しました。
その後、メートル法に基づき1ガロンを正確に4.54609d立方メートルとする定義がカナダで採用され、のちにイギリスでも採用されました。
沖縄では、牛乳がガロンで売っている!
日本ではご存知のようにほぼ使われません。
計量法という法律の体系では、米国液量ガロンのみ定義されており、計量単位令により、
1ガロン=正確に3.785412リットル となっています。
これは、アメリカの定義値の少数7桁目を四捨五入しています。
沖縄県では、1リットル級の牛乳パックが、なんと946mlで売っています!!
これは、米国液量ガロンの4分の1の「クォート」をもとにしています。
出典:http://www.aki73.jp/archives/cat61/post_17/
「沖縄の牛乳はなぜ946mlなのか」
今日はガロンについて調べました!
今日も笑顔でいい日に!
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