プロキシってご存知でしょうか。
今日お話したいのは、インターネットで使うプロキシサーバーのことです。
突然、何を言っているんだという話なのですけど、海外のプロキシ販売業者(プロキシレンタル業者のほうが正しいのかな?)について調べました。
※以下、プロキシともプロクシ、プロキシーともプロクシーともいいますが、プロキシで統一しました。
レッツゴー・ウンチキスト!
プロキシサーバーについて、京野流の説明
私達がPCやらスマホやらで、どこかのウェブサイトを訪問するとします。
すると、その訪問先は私がどこから来たのか、おおまかにわかります。
私達がPCからルータを使ってインターネットに行く時に、そのルータは固有の番号を割り当てられています。
その記録から逆に誰からアクセスがあったかがわかるということになります。
もっとも、その記録から誰がアクセスしたかは、そのプロバイダが持っている情報なので、その情報開示を指示できるのは警察や裁判所などですから、普通の状態では誰がアクセスしたかはわかりません。
でも、わからないけど、どのアドレスから来たかはわかるわけです。
ネットにつながっている機器の住所みたいなものが、「IPアドレス」です。
IPアドレスを変えることができる意味
プロキシサーバーを通じてアクセスすると、そのプロキシサーバーが私のIPアドレスに変わって、アドレスを相手に通知してくれるので、こちらの身元を偽ることができます。(というか、秘密に保たれます)
プロキシの本来の意味
そもそもプロキシ(Proxy)とは、代理の意味です。
株式総会で「プロキシーファイト」という言葉も聞きますよね。
これは株主が株式総会において自らの提案を可決させるために、議決権行使にかかる他の株主の委任状を争奪すること、いわゆる委任状争奪戦を言います。これはまさに「委任状」=「代理」というところから来ているわけです。
話がそれました。
なぜ、プロキシサーバーを通したいのか?
それがなぜ必要なのか、ということなのですけど、例えば、日本で買えない商品というのがあったりします。
海外のサーバーからアクセスすると見られるんだけど、日本のサーバーからだと弾かれてしまうものがあったりします。海外通販をされている方ならばよくご存知だと思います。
国内のみしか販売しない商品ってありますよね。代理店が海外にいたりすると、エクスクルーシブの契約をしていたりして、海外に売れなかったりするわけです。
だから、日本からアクセスできないようになっています。
ここで、(お店がアメリカのお店だったとして)、アメリカのプロキシサーバーを通じてアクセスすると、購入ができるわけです。つまり、国内からのアクセスのようになるわけです。
「でも、日本に送ってくれるの?」
それはまたプロキシとは別の話なんですけど、日本に送ってくれないお店にかわって、手数料は取るかわりに一旦荷物を受け取り、その後、転送してくれる業者がいたりします。
そうなると、つまり、国内ショッピングの感覚でアメリカのものが購入できたりします。
NIKE.comのサイトでは、アメリカからアクセスの時だけ違う内容が見られるというようなこともあるようです。そういう時に便利ですよね。
あるいは、単に秘匿性を高める目的で使う人もいます。
企業ではプロキシを通すのが普通
大手企業にお勤めの方、または学校、団体の場合は、プロキシサーバーを経由する人も多いと思います。
自由に外部と繋がる環境は、機密保持・情報漏えいを防ぐ観点から望ましくありません。そこで、プロキシサーバーを経由することで、社内から外部へのトラフィックを監視することができます。
そのために、すべての通信は、プロキシサーバーを通すことになります。
そして、プロキシを通さない場合、アクセスを許可しない、という管理ポリシーになっていたりもします。
トラフィック軽減でも使われるプロキシ
あるいは、プロキシサーバーに残るキャッシュがトラフィックの軽減になることもあります。
詳細の説明は
http://magic3.net/text/proxy.html#1
あたりを見てください。すごく良くわかります。
海外のプロキシ業者を探してみた。
ここからが本題。
それで、海外の共有プロキシではなく、プライベートプロキシで探してみました。
知ってた?プロキシの認証方式には2パターンある!
プロキシの認証のタイプは「IDとパスワード方式」と「認証IP方式」の2つがあります。
概ね、安いところは「認証IP方式」が多いです。
つまり、ある一定のIPアドレスを登録しておいてそこからアクセスした場合は、IDやパスワードなしで通信を許可するという形です。
固定IPからアクセスする場合は、これが簡単です。
「IDとパスワード方式」はアクセスするたびにIPが変わる、グローバルIPを使っている場合とか、あるいは複数の場所からアクセスする場合などには、こちらのほうがいいでしょう。
価格はどれくらいなのか?
調べてみると、安いところでは1プロキシ1ヶ月1ドルくらいです。
○IDとパスワード方式
1.SSL PrivateProxy
https://www.sslprivateproxy.com/
しばらく使っています。
時々、使えなくなるのがあったりします。
もちろん、接続していると動作はもっさりになりますが、
海外のサーバーを経由すればそんなものではないでしょうか
ただし、今は5プロキシで月額15ドル。
1ヶ月3ドルはちょっと高いですね。
11/24追記:ここは1年以上使い続けてますが、一応安定してます。
安全性を取るならココにしましょう。その外は使えなくても良いくらいて申し込みましょう。
為替が動いてますけど、1ドル110円で330円くらいでしょうか。
2.Proxiesforrent
http://proxiesforrent.com/private-proxies.html
ここが、パスワード方式では一番見つけた中で安かったです。
認証がどの形式なのかわからなかったので、英語のチャットで
直接聞きました。
パックだと10個で10ドル、50個50ドルです。
半端な数でもオーダー可能。
上記金額で、パスワードとID発行をしてくれるということでした。
2016/11/24更新
私も契約していてすぐ解約したのですが、ずっと金を取られ続けました。
なので、PayPalの支払いを止めました。
スピードも最悪でここはやめましょう。
○固定IP方式
1.Lime Proxies
http://www.limeproxies.com/pricing.php?
ここは、1個だと4.99ドルですが10個だと9.99ドル。
実際に契約したみたのですが、これは契約してみたらIPバインド型【固定IPからアクセスして使う形式】でした。
Q&Aにパスワード型にもできるとあったので、こちらもチャットで問い合わせてみたら、「プレミアム版ならID、パスワード型に変更可能。プライベートIPの場合は、100個契約してくれれば可能だよ」と返事が来ました(笑)
100個か!プレミアム版は高くて話にならないので、固定IPでいい人しかオススメできません。
2.ACTproxy
https://actproxy.com/pricing.php
ここは、5個から、1個単位で購入可能です。
なんと、1プロキシ1.3ドル!こちらも安いです。
こちらははっきり「固定IP認証だよ」と書いてあります。
そして、パスワード、ID型には現時点では変更できませんと書いてありました。
固定IPを買われる方は検討の余地ありだと思います。
今日はかなりマイナーなネタでした。
あんまり、プロキシ業者について書かれているウェブサイトがないので、調べたついでに書いてみました。
今度は海外のサーバーとかについて書こうかな、なんて思っています。
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情報、ありがとうございます!
Proxiesforrent、契約してみました。PrivateProxyID4つで$6.
連絡手段のemailがホームページのメッセージシステムで分かりにくくてトラブル。
そして送られてきたのは何故か10ID。Paypalの支払いは$6。
次に送られてきたproxyを使ってみたら、不安定で切れまくるし、通信間隔が5秒に1回、500kbpsも出ないひどい状態。IPアドレスから調べたらインド。
文句を言ったら、今度は米国のIPアドレスを送ってきて、やっと安定して通信継続。しかし速度は良くて10Mbps。100Mbps保証って書いてあるけど、そんな速度は出ません。
まぁ、私の用途(ゲームのbot)では十分な速度なので満足して使い始めています。(まだ1日)
この先も安定していると嬉しいのですが...
使用レポートありがとうございます。
海外プロキシはホントに色々ありますよね。
対応も日本では考えられないくらい適当ですし。
でも、クレームすると対応してくれたりして。
言ったもの勝ちなのかもしれないですけど、
日本人のマインドだとなかなかキツいですね。
手探りで行きましょう。
情報ありがとうございます!
Proxiesforrent自分も8月から使ってみましたが、
最悪のプロクシですね。無料の公開串ばりに切れますよ。
さらに8月に解約申請したのに・・・未だに解約されてなかったのにビックリ。
ここは本当に辞めたほうがいいです。。
コメントありがとうございます。
私も実は契約していて、すぐに解約したのですが、今月までお金を引き落とされてました。
PayPalの方を止めたので、もうさすがにないとは思いますが、、
良くない情報失礼しました。記事も替えておきます。