こんにちは。京野です。
昨年4月にNHKスペシャルで「新アレルギー治療」という番組が放送されました。
それを見た文藝春秋ライフスタイル出版部の坪田朋子さんという方の
最新レポート
妊婦も赤ん坊も避けるより食べるべき
アレルギー医療の常識が変わった!
という記事が、週刊文春に掲載されていました。
この内容がかなり先進的というか、これまでの常識と多く違うところだったので、かいつまんでご紹介したいと思います。
レッツゴー・ウンチキスト!
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なお、このレポートが掲載されている文芸春秋は2016年の4月28日号なので、今日か明日(27日)までならば書店でも買えると思います。
書籍なら400円、Kindle版なら350円です。
その他、このことに関する参考書籍を先にご紹介しておきます。
文藝春秋
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私は先ほどKindle版を買いました。
単行本は1,404円、Kindle版は1,099円です。(2016/04/26現在)
花粉症が治る「舌下免疫療法」
2014年から舌下免疫療法が保険適用になりました。
私も今年こそはやろう!と思っているものです。
これは、毎日少しずつ花粉を入れるという方法ですよね。
それにより、免疫を作るという。
実は昔から行われていたらしい「免疫療法」
聞いた話ですが、漆(うるし)職人の子は漆かぶれになってしまってはまずいですよね。
だから、漆職人の子は、自分の子に仕事を継がせるために、小さい頃から少量ずつ漆を味噌汁に入れて飲ませていたそうです。
これを「経口免疫寛容(けいこうめんえきかんよう)」というと教わったのですけど、この方法が実は理にかなった方法だ、ということがわかる研究内容なのです。
口から(腸から)先に入れるのがOK/皮膚から先に入れるとNG
細かい理論は別に読んでいただくとして、ポイントは、
「アレルゲンが皮膚から入る前に腸から入れればアレルギーにならない」
ということです。
つまり、なるべくこどもが生まれたら、沢山の種類の食べ物である、卵、ピーナッツ、などをむしろ食べさせた方がいい、ということなのです。
こどもの頃には卵などのアレルギー物質はしばらく食べさせるな、というのがこれまでのセオリーだったと思いますが、実はそれが間違っているという、(少なくとも私には)センセーショナルなものでした。
理由は「Tレグ」と呼ばれる防御性T細胞
Tレグがあると、T細胞の働きを抑制できる、というのです。
そのTレグを増やしてくれるのが、腸にアレルゲンを入れることだったり、細菌を入れることだったりということです。
最近の筑波大では臨床実験が行われていて、花粉を含むご飯を食べるだけで、花粉症の症状が大幅に改善されるというものでした。
実際、ある女性について書かれていましたが、完治ではないものの、4月にマスク無しで花見ができるほどになったという実例が書かれていました。
運用は自己責任で
これは新たな考え方ですけど、私は理にかなっているような気がします。
いろいろ情報を入れながら実践していこうと思います。
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