4月12日 今日のネタ|「地球は青かった」のはなぜか

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今日4月12日は、世界宇宙飛行の日です。

今日は、ボストーク1号のボストークの理由や、なぜ地球が青かったのかを見ていきましょう!
レッツゴー・ウンチキスト!

世界宇宙飛行の日の理由

なぜ、世界宇宙飛行の日なのか。それは、1961年の4月12日、世界初の有人宇宙衛星船・旧ソ連のボストーク1号が打ち上げに成功したからです。

ボストークというのはロシア語で「東」を意味する一般名詞です。
東西ドイツあたりを境に東側諸国と西側諸国と言っていたわけで、ロシアは東の中心国、アメリカは西側の中心国でしたので、そういう意味で「ボストーク(東)」といったのでしょう。

搭乗したユーリ・ガガーリン少佐は、宇宙から地球を見た時の感想を「地球は青かった」と表現し、流行語になりました。
ガガーリン、習いましたね。

なぜ地球は青かったのか

地球が青く見える理由は、表面の7割を占める海が青いからです。
ではなぜ、海は青く見えるのか。大きな理由は「太陽の光」の青だけが見えるからです。

プリズムで太陽の光を分散させると、7色に見えることはよく知られていますよね。
この内、青の光だけが海の深いところまで届くのですが、赤を中心とした他の色は途中で海水に吸収されて消えてしまうのです。
この水の性質つまり、赤を吸収し、青を拡散する効果を「レイリー拡散」と言います。

これが一番大きい理由で、その他、太陽の光が空気の粒子やちりに当たると、やはり青い色だけが反射するのも一因です。

つまり、海水中の水と太陽の光が組み合わさって地球が青くみえるわけです。

地球が青く見えるのは「水の惑星」のゆえ、ということになりますね。

今日のうんちく

  • 「ボストーク」とは「東」の意味で東西冷戦中であったことがわかる
  • ガガーリンは「地球は青かった」と言った人
  • 地球が青く見えるのは「海水」と「太陽からの光」のコンビネーション
  • このH2Oの青を拡散し、赤を吸収する効果を「レイリー拡散」という

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