「痛い社員」になる理由

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こんにちは。

今日は、「痛い社員」になる理由と、そうならないためにどうするか。

思うところを書いていこうと思います。

レッツゴー・ウンチキスト!

痛い社員とは

まずは、痛い社員を定義しましょう。

痛い社員というのは、なんか勘違いをしてしまっていて、

過去は成功していたのかもしれないけど、鳴かず飛ばずになって

変な自分の殻に固執してしまう、そういう社員としましょう。

 

「イタい社員」と言った方がなんとなくしっくりきますかね。

ホープがイタい社員になることも

私自身も、入社した頃はホープと言われていた人が、

時間を過ごすうちに「使えない社員」「周りから評判の悪い社員」

となる人を見ることがありました。

なぜ、痛くなってしまうのか。

1つだけ、「これが理由だ」と言えるものがあります。

成功体験が邪魔をする

それは、「過去の成功体験」です。

成功体験というのはものすごく大事です。

人間は成功体験があるから、自信を持ってものを言うことができるし、

それが頼りになるからこそ、進むことができる人が多いと思います。

 

でも、成功体験はあくまで過去のものでしかありません。

過去、その時の時代環境で成功したということでしかないわけです。

 

つまり、過去の偉大な人が今、成功できるかはまた別な問題ということになります。

少なくとも、その成功原因を分析せずに「これで成功したから今回も成功する」というのは安直すぎるというわけです。

成功体験をもう誰も聞きたくない

よく課長や部長クラスになってから、部下にこう話す人がいます。

 

「俺たちの頃は大変だった・こうやって俺は成功した」

「今の君たちは恵まれてるよ」

 

こんな話、いろいろなところで聞かされているのではないでしょうか。

でも、それを心地よく聞いたという人はあまりいないと思います。

 

なぜなら、

「その高度成長期の話をされても…」

「バブル期の話をされても」

 

と現実味がないだけではなく、現在には活かせないからです。

 

「あのころは携帯もまだなくてさ」

「インターネットなんてもんはなかったから」

 

もうあるし、ない頃に戻ることなどないので、誰も聞きたくないのです。

成功体験を聞いてくれるとすれば

成功体験を聞いてくれるとすれば、それは機嫌をとろうとして、ポーズで聞いてくれているか、本当に尊敬されているかのどっちかです。

おそらく95%は前者です。そう思っておいた方がいいです。

あなたが仕事ができる人ならばそのコツも聞きたいでしょうけど、お邪魔になっている先輩の話など聞くはずもありません。

なぜ、過去の話に意味がないのか

意味がないわけじゃないけど、成功の仕方が時代によって、変わるということです。

今は環境が変わっています。

消費者の志向も変わり、技術も進化しています。

そんな中で

「これはこのやり方で成功したのだ」

という主張は何の説得力もありません。

今までのままでは3年で使い物にならなくなる

最新のPCを買ったとしても、3-5年でかなり性能の悪さが気になるでしょう。

携帯電話のiPhoneも3年経ったら、3つもバージョンが出ていて、残念な感じです。

今iPhoneは6ですけど→5S→5→4Sにまで戻るわけで、いま4Sは使えなくないけど、ちょっと残念な感じになるのです。

我々もそうだ、ということです。

必要なことは「変わり続けること」

だから、僕たちが必要なことは「変わり続けること」です。

特に、技術の変化により生活が変わることが多いので、新しい技術に敏感になること。

気になった新しいサービスはチャレンジして使ってみることも大切だと思います。

老舗の心得

老舗の味、と言われるものがあります。

それは羊羹のとらやかもしれないし、有名なラーメン店かもしれません。

汎用品ならば、ハウスのバーモントカレーかもしれないし、森永チョコモナカジャンボかもしれない。

 

でも、意外に知られていないことですけど、実は味は変わっています。

その時代の嗜好にあわせて、変えています。

「一切変えていないよ」なんて言いつつ変えているんです。

 

何も変わらずにいたらそれは退歩です。

つまり、

老舗の心得とは、

変えるべきところを見つけ、変わり続けること

が変わっていない

ということです。

 

僕が心がけていること

しつこいですけど、僕が心がけていることがあります。

新しい情報に触れるということはもちろんなのですけど、基本は

「若い人と付き合うこと」

です。

若い人と情報交換をすることほど、リアルを感じられることはありません。

 

若い頃、年上の人とやり取りをしていて「言い方が古めかしいな」とか

「いま、とっくりとか言わないし(笑)」とか、思うところがありました。

 

たぶん、今私が20代の人と話すと注意されないまでも、そういうことがあるわけです。

LINEの書き方一つをとっても、おっさんくさい、ということがあるわけです。

たとえば、僕が20代の人から言われたのは以下

 

・1文が長すぎ。若い子そんなに書いたら読めませんよ

・「。」とかいらないから笑。なくてもわかるじゃないですか。

・「(笑)って古い。カッコが要らない。笑のままか、(笑)でもいいし」

・「了解」じゃなくて「りょ」でいいですけどね

 

などなど。

そういう視点をもらって、改めて他の人を見てみると、確かにこのような法則にのっとっているなと。

最近聞いたのは

・「ツインテールをするのは高校生まで」(未確認だけど)

そんな法則があるのか…

 

ま、これについては一人の意見に過ぎないのだけど、そういう「どうでもいいこと」も聞きつつ、自分の頭をアップデートさせています。

そういう声もちゃんと入ってくるようだと、その人たちへの効果的な伝え方を知ることができて、うまくマネジメントもできるようになります。

まとまりませんが、今日はここまでで。

 

 

 

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