認知的不協和が、無意識の行動を司る

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こんにちは。京野です。

認知的不協和という言葉を、ここ20年ほどでしょうか、聞くようになりました。

結構、無意識の行動にかかわるキーワードだと私は思っていて、とても気になっているワードです。

しかし、ここでたぶんさらっと語れるだけの内容ではありません。

私の認識でわかった分だけ、さわりだけを記載しようと思います。

レッツゴー・ウンチキスト!

認知的不協和とは

認知的不協和(cognitive dissonance)とは、

人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態

または、

その時に覚える不快感

を表す、社会心理学用語です。

これは、アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱されました。

人はそれを解消するために、自分の態度や行動を変更すると考えられているそうです。

フェスティンガーによる認知的不協和

・不協和の存在する⇒不協和をなくす(減らす)ために、圧力を起こす

・不協和を低減させる圧力の強弱は、不協和の大きさの関数

取れなかったブドウは、すっぱかったはずだ

イソップ物語のキツネの「すっぱい葡萄」の逸話が「この認知的不協和」と書かれています。

わかりますねー、これ。よくあるんですよ。

 

うまくいかなかったとき、こっちの方が良かったんだ、と思うこと。

人生ではそれをポジティブに捉える、と言ったりします。

本当に引きずっていると生きられませんからね。

 

受からなかった企業について「あの企業は大した企業じゃなかった」

成就しなかった恋に「あいつと付き合わなくてよかった」

 

こういう理解は必要なのだろうな、って思ったりするんですけどね。

喫煙を推奨する飯島勲氏も認知的不協和か

元首相、小泉純一郎さんといつもペアで出てきた「飯島勲」氏。

今は内閣参与になっていますけど、先日、驚きの記事を出していました。

「世界のセレブはなぜ、タバコを吸うか」という記事です。

この記事のタイトル自体が、実は詭弁で使う手法なのですけど、それは置いておいて、この記事、読めば「いまやタバコを吸うのがセレブだ」と言い切っているんですよね。

https://gunosy.com/articles/RvT68

車の排ガスの話、PM2.5が危険だ、という別の話にすり替えて、認知を変えようとしている、まさに格好のウィキペディアに書いてある認知的不協和の例になっています。

「オバマも吸っている」

「セレブも吸っている」

「映画でもある」

「アラブでも吸っている人は多かった」

「コミュニケーションツールとして使える」

などなど。

まぁ、それも堀江貴文氏が「もはや、老害以外の何物でもない」と言っているのが面白いです。相手を選ばずに言うのがすごい。(笑)

その辺がホリエモンのすごいところだなぁ。

Wikipediaによる、「喫煙者」の不協和はこちら

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%9A%84%E4%B8%8D%E5%8D%94%E5%92%8C

つまり、「煙草を吸っても長寿の人はいる」「肺がんよりも交通事故で死亡する確率の方が高い」とか言い出すことですね。

苫米地英人の「認知的不協和」を使った夢達成

苫米地英人氏なんかは、この認知的不協和をうまく使って目標の実現をしろ、という趣旨のことを言っていると思います。

認知1:ゴールを明確に設定する。

認知2:現状がそのゴールの線上にない。

となると、それが不協和の理由になります。

つまり、

認知2が良くないので、1を変えるか、2を変えるか。

そこで1を変えてしまうと、夢はかなわないので、2を変えるようにする。

すると、いつの間にか、ゴールを達成できるようになっていると。

つまり、明確にゴールを設定できれば、夢は自然と叶うんだ、というような理論だと私は理解しています。

認知的不協和の広告への応用例

(家を買いたい人に対して)「まだ家は買うな!」

 

(ガンは医者で治すものと思っているところに)ガンは医者では治らない!

 

好きなだけ食べてダイエット

 

日本一まずいラーメン

などなど。

認知的不協和について記載のある書籍

私が初めて認知的不協和について記載を見たのがこの本だったと思います。
神田さんの名前を世に知らしめた本ですね。ピンク色のチラシで認知的不協和を使ったと書かれています。もっと言えば、ビジネス本なのにこの色なのも、その理由だと。

 

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中野信子氏の本は実は読んだことがありませんが、よくテレビに出ていらっしゃるので話を聞くことがあります。面白い話をする方ですよね。脳の話をされると、不思議と素直に話を聞いてしまうのは私だけでしょうか。

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