こんにちは。京野です。
最近プリクラって撮りましたか?
いや、正直私は撮っていないんですけどね。
でも、撮ったのが最近はSNSで流れるから目に留まるじゃないですか。
すごく、加工されまくりますよね。いわゆる「盛り」。
今日はそんな記事を見たので書いてみました。
参考にした記事:なぜ今時のプリクラは盛りまくるのか? 10年開発を率いるプロに聞いた
http://bzfd.it/1QzfncG
レッツゴー・ウンチキスト!
40代のプリクラの思い出
プリクラってもうどのくらい撮影していないのだろうか。
そもそも、プリクラが出たのはいつごろだったのかなぁ。
大学生の時代だったと思うけど最初は斬新でした。
撮影したものが、すぐにその場でプリントアウトできる。
シールになって配れる。
もちろん、一人で撮ってだったら面白くなかっただろうけど、友達同士でそれを交換して手帳に貼る。
そのプリクラが多い人が友だちが多い、みたいな感じだったのかな。
社会人になっても最初はそこそこ撮影していた気がします。
飲み会の帰りにゲーセンに行って。
プリクラに必要だった変遷
そもそも、撮影したものがすぐに見られるということ自体も新しかったし、ましてシールで配られることがびっくりでした。
しかし、1995年にWindowsが誕生し、1996年ごろからデジタルカメラが普及し始めます。
私はデジタルカメラに結構早めに飛びついて、DFC-F1というサイバーショットの初号機を買いました。1996年だったと思います。
なので、デジカメの画質の高さに驚愕し、プリクラのドットの荒いものなんて興味もなくなりました。
デジカメが普及し、簡単に、キレイに、写真が撮影できるようになった結果、プリクラは変わることを余儀なくされました。
プリクラが絞ったターゲット
プリクラは、デジカメとプリンタが競合しない層、時間、機能を狙ったわけです。
層…誰をターゲットにするか?
・デジカメ(ケータイカメラ含む)を使えない・持っていない層⇒中高生まで(学校に持参NGが多い)
時間…いつの時間帯を使うか?
・デジカメ(ケータイ含む)を持っていない時間帯⇒放課後
機能…どんな機能を盛り込むか?
・デジカメでは撮れない画像⇒「盛れる」画像。基本、メイクができないので、①メイクができるような加工。また、②顔がまだ発達途中で落ち着いていないので、強力なデフォルメ③夢が撮れれば良いから、足も長く!
そう考えると、メイクが派手で目が大きくなるのも、唇が真っ赤になるのも、足が細くなるのも、合点がいくというものです。
普通に撮るならば、携帯とかでいいわけですしね。
大手カメラメーカーは「高機能カメラ」へシフト
先日、大手カメラメーカーの決算書をホームページからDLして読んでみました。
デジカメについては大きく販売台数が落ち込んでいます。2014年から2年連続で落ちていました。(そもそも海外での売上がほとんど)
で、どこで利益を取っていくかについても書かれていました。
それは高機能カメラ。いわゆる「一眼レフカメラ」などといったものです。今後の方針は一般的なデジカメの生産台数は抑えつつも、一眼レフカメラなどで利益を取っていく方針だと。
たとえば、こんなのですかね。いずれも65万円以上する代物です。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (CF-Type)
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS-1D X Mark II ボディ EOS-1DXMK2
それでも、マニアはいて、一人数台買う人もいるとか。
高機能の製品は他の追随を許さない技術があるからだと思います。
すみ分けですよね。
普通の写真なら、iPhoneなどのケータイに付いているカメラでまぁ、十分だものね。
今日は、プリクラが変遷した理由について書いてみました。
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