こんにちは。京野です。
僕は人の教育に関わる仕事をしているんですけど、
どうも成功する人と、そうでない人の違いが、見えてきました。
自分の頭の整理で記事を書いてみようと思いました。
レッツゴー・ウンチキスト!
成功をする人の、明確な「違い」
40過ぎて人の教育とか、達成とかに携わる仕事をしていて思うことがあるんですよね。
身も蓋もない言い方をすると、成功する人と、そうでない人には明確な「違い」があると、感じるのです。
その「違い」とは何なのか。
ジェームス・スキナー氏の言葉を借りれば
「違いをもたらす違い」
とは何かということになります。
「実行力」こそが、成功のポイント
それは「実行力」だと、自信を持って言うことができます。
なぜ、「実行力」になるのか、という話を、ちょっと順を追って書いていこうと思います。
そもそも、「成功」とは
まず、そもそも「成功する人」とはどういう人なのか、ということを定義付けたいと思います。
「成功」というと、一般的に思い浮かべるイメージがあると思います。
それは、おそらく、「大金持ち」になっている、というイメージが何となく最初にきて、「本当にそれだけ?」と聞かれると、「健康だ」とか、「遊べている」とか、付随的なものも出てくるようです。
ですが、本来成功とは、他人が決めるものではないですよね。
本人が「これが成功だ」と思える状態にならないと成功にはなりません。
だから、どんなに「あんた恵まれてるよ」と他人が思っていたとしても、本人が納得していなければそれは成功じゃないと言えるのだと思います。
というわけで、成功とは
「本人が設定した目標を、達成すること」
と、ここでは定義したいと思います。
目標を設定する
となると、まず、成功するためにはその前提として「目標」があることになります。
ところが、結構な割合で人に「目標はなんですか?」と聞いても、目標を立てていない人が多いです。
つまり、その時点で、成功していないことになってしまいますよね。
「成功」と言わないまでも、目標を設定していない人が、大きなことをなし得る、ということはとても難しいことです。
それは、目標がないと、それに必要なモノが集まって来ないし、意識できないからです。
例を上げれば、
「富士山に登る」
と目標を立てると、それに伴って必要なもの、手段が見えてくることになります。
それが、目標も立てていないのに、気づいたら「富士山頂に到達していました!」ということにはなりにくい。
だから、「富士山に登る」という目標がとても大切です。
そうすると、「足腰を鍛えなきゃな」とか「登山用具が必要になるよな」とか見えてくるわけです。
では、目標設定をすれば成功するの?
目標を設定しても、うまくいかないときには大きく3つの理由があります。
- なぜ、目標を達成したいのか?を明確にしていない
- 目標が明確じゃない
- 可視化していつも確認していない(目標を忘れてしまう)
それぞれ、簡単に説明します
1.なぜ、目標を達成したいのか?を明確にしていない
「目標をなぜ達成したいのかを考えること」
これはとても大切です。
日々過ごしている中で、やる気が無くなることはままあります。
その時に、この「目標を叶えて、こんな風になりたいんだ!」というその目的が示されていると、また気持ちも入るんですよね。
だから、大きな目標を達成しようと思ったときには、「目標を達成したい理由」を明確にしましょう。
大学受験など、試験合格などを目指すときにも、達成したい理由を紙に書く、というのはあまりにも有名な手法の1つです。
バカにしないで、しっかりやりましょう。
例えば、医大に合格したい理由だったら…
●●医学部に合格したい理由
1.医者になって、死の淵にいる人を助けてあげたい
2.親孝行をしてあげたい
3.一生困らない収入を得たい
4.女の子にモテたい
5.医者になることで、社会的地位を高めたい
などなど…。
キレイゴトだけでなくて、他人に見せるわけでもないので、まずはしっかりと理由を書いていくといいです。これは10でも20でも、30でも挙げておきましょう。
ついでに、「目標達成の喜び」を感じておく方がいいといいます。
日本人は合格するまえに合格の喜びを感じてしまうと、頑張らなくなっちゃうのではないかと思いますけど、実はそんなことは無くて、疑似で喜んでおいたほうが、その達成の可能性が上がることがわかっているそうです。
だから、「やった!!達成した!!」と喜んでおきましょう。
2.目標が明確じゃない
目標が明確じゃないとはどういうことか。
まず、絶対に必要なこととして、「いつまでに」という期限設定は入れましょう。
「英語で普通にコミュニケーションを取りたい」という目標を持っている人は多いですが、「いつまでに?」と聞かれると、「いつかは…」となりがちです。
つまり、期限設定ができていないのです。
いつかは●●したい、は目標ではなくて、単なる夢です。
まず期限を設定しましょう。
「いつまでに、なにをする」と。
そして、その他に、明確じゃないというのは、どういうことか。
例えば「明るく振る舞う」という目標。
明るく振る舞うということはわかるんですけど、何をもって明るいといえるのでしょうか。
他人からみて明確に、客観的に判断できる目標じゃないと、それは実現しにくいです。
「世界を平和にしたい」という目標などもそう。
その志は全面的に素晴らしいと思うのですけど、何をしたら目標達成になるのか。
世の中に争いが1つもなくなることなのか、
核兵器が世界から消えることなのか、
テロが0になることなのか…
いろいろありますよね。
だから、そういうことにならないために、客観的に「達成・未達成」がわかるような目標を立てましょう。
わかりやすいのは「数値化する」ということです。
「明るくなる」ではなくて「1日3人に自分から挨拶をする」ならば、明確です。
「沢山営業する」ではなくて、「10社以上訪問する」ならば明確になります。
★明確化のポイント
・期限を決める
・なるべく数値で表現する
3.可視化していつも確認していない(目標を忘れてしまう)
目標は紙に書って貼っておくと、強力にチカラを発揮します。
これは自信をもって言えます。
ただ、オトナになると目標の数も多いですし、少し恥ずかしかったりもしますし、いつも見られるようにしていく工夫としては
「手帳に書く」
というのがいいと思います。
手帳に書く。
なるべく始めの頃のページで毎日見られるところに。
ほぼ日手帳だったら、最初の頃の、厚紙に書いておく。
そして、できれば毎日、声に出して読みましょう。
深層心理にまで入り込んでいきます。
そもそも、人間の行動って意識してする行動よりも、無意識の行動がほとんどと言われています。
無意識に目標を意識できるレベルまで頭にすり込みましょう。
次に必要なことは「計画」
さて、目標設定ができたら、次は「行動計画」の作成に移りましょう。
年間、月間、週、日と、大きいところから、小さいところへ目標を行動計画に落としていきます。
これも幾つか注意点はありますが、時々計画の修正をしながら、徐々に計画をブラッシュアップして、目標達成のために計画を立てましょう。
この計画の段階は、より具体的になる段階ですので、初めてリアリティを持てる所です。この段階で「面倒くさいなー」とならないためにも、しっかり「なぜなりたいのか?!」を自分に問い直しておく必要があります。
計画を立てましょう。
次は、「実行」
と、ここまでは目標設定のために必要なことというか、たいてい目標設定についての本などを見ても同じようなことが書いてあります。
それだけ、ここまでは普遍的な流れであるといえるでしょう。
- 具体的な目標を決めて書き出す
- 目標達成したい理由を明確にする
- 具体的な計画を立てる
ところが、本当に目標を叶える人はあまりいない。
それは「実行」こそが、一番のキモだからです。
ちょっと長くなってしまったので、またあとで「実行」するためのポイントについて書いていきたいと思います。
後編はこちら
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