こんにちは。京野です。
今日は、東京メトロ(営団地下鉄)の割引キップを使うときのうんちくです。
レッツゴー・ウンチキスト!
切符を使って疑問なこと
東京メトロを愛する皆様こんにちは。京野です。
最近、私が書いたメトロの割引についてのPVが毎日かなりあります。
やっぱり安くすむ方法っていいですよね。
私も定期が切れたのをいいことに、最近は切符も使ってみました。
そうしたら、ちょっと切符を使って困ったんですよ。
というのは、都内って「相互乗り入れ」をしているじゃないですか。
別にSuicaで移動する分には、メトロとか私鉄とかJRとか特に意識しなくても乗れるんですけど、切符の場合は、「え?この場合、使えるの?」
ってことが結構あるんですよね。
ということで、駅の係員の人に聞いて、「こんな場合はどうなるか」を紹介します。
割引切符は3種類あります。
- 普通回数券(10枚の値段で11枚)
- 時差回数券(10枚の値段で12枚)
- 土休日回数券(10枚の値段で14枚)
割引率を計算すると
- 普通回数券(9.1%割引!)
- 時差回数券(16.7%割引!)
- 土休日回数券(28.6%割引!)
そのことは下記のエントリに詳しいです。
券面額より「高い」区間を乗ることはできるのか?
例えば、170円区間というのがメトロの最安値です。
この回数券を買うと、170円の回数券が十数枚でてくるわけです。
もちろん、170円区間を乗るときにはいいんですけど、例えば
200円区間を乗るときに使えるのか、ということです。
答えは…
乗れます!!!
最初に170円の切符で入って、出るときに30円の精算をすればOK。自動精算機が利用できます。
170円の切符は割引で買っていますから、30円分だけ割引がないですけど、早く回数券を消費することができますからいいですよね。
券面額より「安い」区間は乗れるのか?おつりはくれるのか?
安い区間は乗れますけど、おつりは出ません。
割引キップで改札を入り、相互乗り入れしている別の鉄道会社の改札から出られるのか?
これは、たとえばこんな例です。
- メトロ東西線の早稲田駅から乗り、中野を経由して、吉祥寺で降りる
- メトロ千代田線の赤坂駅から乗り、代々木上原を経由して新百合ヶ丘で降りる
この場合は、改札に入るときには、メトロの駅なのですが、出るときにはJRや他の私鉄になっています。
特に、東西線中野や、千代田線代々木上原などは鉄道会社が変わるにもかかわらず、改札を通らずにそれぞれの路線に入ることができます。
なんと!!!この場合も、切符を使うことができます!!
出るときは、自動精算機を使うことができますし、有人改札でも事情を話して、精算ができます。
仮にメトロの路線は200円区間だったとしても、170円の切符で入ってOK。
本当にかかる費用から170円を引いた額だけ払えばOKです。
上記の逆で、相互乗り入れしている鉄道会社の改札からSuicaなどで入場し、出るときに割引キップを使って精算できるのか?
できます!!!これはびっくり!(笑)
ただし、この場合は、自動精算機は使えません。
なので、有人改札を使って下さい。
私は六本木一丁目駅でこんな風に言いました。
京野「小田急線の新百合ヶ丘駅からこのSuicaで乗ったんですけど、メトロの170円の回数券を使って精算したいんですけど、できますか?」
駅員「はい、できますよ!ではSuicaを貸してください…はい、小田急線の新百合ヶ丘の入場記録があります。このSuicaからまず、代々木上原までの小田急線の○○円の精算をしてもよろしいですか?」
京野「はい、お願いします」
駅員「はい、ここからはメトロの精算になります。では回数券をください」
京野「はい、170円の回数券です」
駅員「代々木上原~六本木一丁目は200円なので、あと30円頂きます。これもSuicaから頂いていいですか?」
京野「はい、Suicaからお願いします」
駅員「はい、では30円お引きしました」
という感じです。
私はiPhone7の中に入っているSuicaを使ったので、自動精算機は使えないことがわかっていたのですけど、念のため、
京野「普通のカードのSuicaだったら、自動精算機でもできたりしますか?」
と聞いたのですが、
駅員「それはできません」
とのことでした。
つまり、何が何でも有人改札に行く必要があります。
すごく急いでいるとき以外は問題なさそうですね!
意外に知られていない「時差回数券の裏技」
そのほか、意外に知られていない、うんちくなんですけど、
「時差回数券」は「土休日はいつでも使えます!!」
時差回数券よりお得な土休日券ですけど、土休日で期限内に使い切るほど乗らないなぁ、って方もいらっしゃいますよね。
そういうときには、時差回数券(16.7%割引)を買いましょう。
10枚の値段で12枚入手できます。
この時差回数券は、平日の10時~16時に使えますけど、そのほか土休日はいつでも使えます。
この時差回数券は、始発とか朝7時までとか、早い時間も使えるようにしたらもっと使う人が多くなるように思うんですけどね。朝早く乗ることも「時差出勤」って言いますし。
やっぱりこの時差回数券はネーミングを変えてほしいです。
個人的には「10時~4時回数券(じゅうじ・よじかいすうけん)」と言ってほしい。
今日のポイント
- 券面額より高い区間や、安い区間も使うことができる!(ただし、おつりは出ない)
- 相互乗り入れしている鉄道会社を使うときにも、回数券は使える!!
- 時差回数券は、土休日にも使える!!
(参考)
【裏技】東京メトロを28.6%引きで乗車する方法
そのほか、下記のようなエントリがあります。ご興味あれば♪
・紛失したPASMO定期券が出てきたら500円返金される/メトロ24時間券購入したよ♪
・【都内】最近JRの精算がメトロでもできるようになったよ!!
・都内の地下鉄(都営地下鉄・メトロ)の無料Wi-Fiって使えるの?
・PASMO(パスモ)定期券を紛失したので、再発行してもらったら意外に早かった件
ブログランキング
コメントを残す